平均・理想のバストサイズはどれくらい?
人によって大きさの異なるバストサイズですが、平均はどのくらいなのでしょうか。また、どのくらいのサイズを理想としているのでしょうか。平均・理想のバストサイズを確認していきましょう。
日本人の平均バストサイズは?
NEWSポストセブンが2014年に行った調査によると、日本人女性の平均バストサイズは、82.1cmという結果です。また、下着メーカーのトリンプが行った2018年の調査では、Cカップがもっとも多く27.1%という結果でした。Bカップと回答する人も多く、B〜Cカップが全体の半数以上を占めています。
参考:
平成の30年間で「バストサイズDカップ以上の割合」が3倍に!その理由とは? | TRILL
日本人の理想バストサイズは?
トリンプの2016年の調査によると、理想のバストサイズはCカップと回答する人が41.9%ともっとも多く、Dカップが30.1%とそれに続いています。また、同じく下着メーカーのワコールが2014年に行った調査でも、理想のサイズはDカップが35%でもっとも多く、ついでCカップとなっており、前後はしていますがCカップ、Dカップを理想としている人が多いことが伺えます。
バストサイズは大きければ良いというものではなく、形や服との合わせやすさ、スタイルの良さなどが考慮され、このような結果になっているようです。
間違ったサイズのブラをつけている人が多い?
ブラジャーを購入する際に、自分の実際のサイズと購入したブラジャーのサイズが合っていないケースも少なくありません。この点について解説します。
約7割が自分のバストサイズを間違えている
ワコールの調査によると、約7割の女性が自分のサイズを間違って認識しているそうです。また、そのうちの半数が実際よりも小さいサイズのブラジャーを着けているとの調査結果が出ており、バストに合っていないブラジャーを身に着けている女性は少なくありません。
ブラジャーのサイズが合っていないと、以下のように様々なデメリットがあるので注意が必要です。
・トップの位置が下がって老けて見える
・背中や脇が締め付けられて段差ができてしまう
・バスト揺れが起こる
・締め付け感、苦しさを感じる
・ブラジャーの跡が消えにくくなる
など
こんなブラには要注意!サイズが合っていないブラの特徴
バストサイズにあったブラジャーを着けていれば、体の動きにしっかりとフィットするため、違和感はありません。一方で、サイズが合っていないときには、以下のようなことが起こります。
・体をひねるとカップが浮く
・両腕を上げるとブラジャーが上がる
・アンダーの部分が食い込む
・肩を回すとストラップが落ちる
・ブラジャーの中央が浮く
・カップの上辺や脇の部分が浮く
など
正しいバストサイズの測り方
ここからは、正しいバストの測り方を紹介します。体にフィットしたブラジャーを着けるためには、バストを正しく測らなければいけません。
測る箇所と測り方
バストサイズを測るとき、測るのは「トップバスト」と「アンダーバスト」の2箇所です。ブラジャーのカップサイズは、トップバストとアンダーバストの差で求められます。
トップバスト-アンダーバスト=カップサイズ
トップバスト
トップバストとは、胸の膨らみの中でも、もっとも高い部分を指します。測るときには、バストをしっかりと持ち上げるのがポイントです。
アンダーバスト
アンダーバストとは、胸の膨らみのすぐ下の部分を指します。測定するときは、鏡を見ながらメジャーが水平になるようにするのがポイントです。
ブラのサイズ表
バストのサイズを測ったら、以下のサイズ表をもとにカップを把握して、ブラジャーを選びましょう。一番左の数字がアンダーバストのサイズで、アルファベットの下の数字がトップバストのサイズです。
引用:ピーチジョン
お店で測ってもらうメリットは?
バストサイズは自分で測ることも可能ですが、お店で測ってもらう方が多くのメリットを享受できます。お店で測るメリットを紹介します。
自分で正確に測るのは難しい
バストを自分で測る場合、メジャーを水平にして測るのが難しいため、正確な数値が出ないケースがあります。そうなると実際のサイズとブラジャーのサイズにズレが生じ、身に着けたときに合わなくなってしまいます。
お店の人が見ているのはトップ・アンダーだけではない!
お店で測る場合、お店のスタッフはバストの数値はもちろん、それ以外の要素も確認して、おすすめのブラジャーを提案してくれます。
バージスライン
バージスラインとは、バストの輪郭(境界線)で、カップ下部のラインです。カップサイズが同じでも、バージスラインは人によって異なります。バージスラインにカップラインが合っているブラを選ぶ事で、装着したときのフィット感も変わります。
バストの向き
カップサイズが同じでも、体型やバストの向きは、それぞれ違います。これらの違いもブラジャーのフィット感に影響を与えるため、スタッフはそういった部分も目視で確認し、総合的に判断して適切なブラジャーを提案してくれます。
ブラを正しく着用する方法
お店でサイズを測定し、自分に合ったブラジャーを購入したとしても、着け方が正しくできていないと、違和感が出てきてしまいます。ブラジャーの正しい着用方法は、以下の通りです。
1.体を前に倒して、バージスラインにワイヤーを合わせる
2.カップの中にバストを入れて、前傾姿勢のままホックを留める
3.前傾姿勢のままでストラップの付け根部分を浮かせて、手でバストを包む
4.バストを脇から中央に寄せてととのえる
5.体を起こし、ストラップの長さを調整
ブラを替えるタイミングはいつごろ?
使用しているブラジャーに以下のような兆候が現れたら、サイズが合っていない可能性があるので、買い替えるようにしましょう。
・ブラジャーを外すと体が楽になる
・カップ部分を指で押すとパコパコしている
・アンダーバストのベルトが伸びた
・ストラップの伸縮性が失われた
・ワイヤーが変形してきた
など
また、サイズが合っていても、使用し続けていると劣化してしまいます。目安としては9ヶ月ほどで買い替えるようにしましょう。また、9ヶ月が経過していなくても、アンダーのベルト部分が伸びてしまったら買い替えのサインです。
ブラを買うときに注意したいポイント
ブラジャーを購入するときは、サイズだけでなく実際に試着することが大切です。試着する際にどのような点に注意すべきか解説します。
着け心地・フィット感は問題ないか
同じサイズのブラジャーでも、使用している素材や形が異なるため、ブラジャーによって着け心地は異なります。そのため、試着してみた上で、ズレや肉のはみ出し具合、圧迫感、フィット感などを確認しましょう。
ストラップが合うか
ブラジャーを購入する場合、どうしてもサイズに注目しがちですが、ストラップの確認を忘れてはいけません。ストラップの長さはどうか、ずり落ちたり食い込んだりしないかどうか、伸縮性はあるかといった部分を確認してください。ストラップがズレやすい人は、ズレにくい素材を使用したものもおすすめです。
フィッテイング運動でチェック
試着した際には、フィッテイング運動をして、ブラジャーが自分のバストに合っているのかをチェックするのがおすすめです。フィッテイング運動の手順は以下の通りです。
1.体を左右に2〜3回ひねる
2.腕を上下に2〜3回動かす
ひねりや腕の上下運動は日常生活でもよく起こる動きです。フィッテイング運動をすることで、カップの浮き具合やストラップの食い込み、さらにはアンダーバスト部分の苦しさの有無が確認できます。簡単にできるものなので、購入時は必ず行いましょう。
まとめ
自分のバストサイズと、使用しているブラジャーのサイズが異なる人は、少なくありません。サイズが合っていないと、ブラジャーを着用したときに違和感があったり、苦しさを感じたりしてしまうため、日常生活にも支障があります。お店で正しいサイズを測定し、自分に合ったブラジャーを選ぶようにしてください。
一方で、ブラジャーに頼るだけでなく、自分の理想とするバストサイズになりたいと思う人も少なくないでしょう。そういった人にはバストアップサロンのバストアップ専門 メディカルサロンM.M.Mがおすすめです。バストアップ専門 メディカルサロンM.M.Mでは、一人一人のお悩みに合わせたコースがあるほか、メスや針を使わない体に優しいバストアップが可能です。体験コースも用意されているので、バストアップに興味のある人はぜひ利用してみてください。
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