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ナイトブラの効果とは?種類や正しいつけ方・選ぶポイントを紹介!

2019/11/19バストアップアイテム

ナイトブラの効果とは?種類や正しいつけ方・選ぶポイントを紹介!

ランジェリーのひとつとして、近年認知度が高まっているのがナイトブラです。しかし、ナイトブラは本当にバストアップ効果が期待できるものか、正確な情報を知りたい方もいるのではないでしょうか。認知度の高まりの一方でナイトブラの効果について誤解をされている方もいるため、実際に利用する前に正しい効果を把握しましょう。

当記事では、バストサイズに悩んでおりナイトブラを試してみようとしている方に向けて、ナイトブラの効果や選び方、装着方法などを詳しく解説します。ぜひ、参考にしてください。

 

1.ナイトブラとは?着用する効果を解説

ナイトブラと日中に使用する普通のブラはそれぞれ別々の効果・役目を持っています。日中用のブラは重力の影響で下がってしまうバストを、きれいな形に補正するのが目的です。そのため、からだにフィットさせる留め金や硬いワイヤーなどを使った、しっかりした構造になっています。

ナイトブラは、就寝時にバストが変形するのを防ぐために装着します。ナイトブラの多くは心地よく眠れるようにワイヤーや留め金などは用いず、肩紐も広く取ってからだにかかる負担を最小限にしているのが特徴です。

以下では、ナイトブラを着用する効果を解説します。

 

1-1.バストの変形を防ぐ

ナイトブラを着用する効果の1つが、バストの変形防止です。バストの重さはクーパー靱帯というバストの深部にある組織で支えられています。寝ているときに長時間バストが横に垂れた状態が続くと、クーパー靱帯はだんだん弱くなり最終的に伸びてしまいます。

クーパー靱帯は一度切れたり伸びたりすると、元の状態には戻りません。そのため、バストの重みが支えられずクーパー靭帯が伸びると、バストは垂れたまま元の形に戻らなくなります。バストサイズが小さい方でも同じです。ナイトブラはバストを同じ位置でキープしてバストが動くのを防ぎ、クーパー靭帯の損傷を防いでくれます。

 

1-2.リラックスしてぐっすり眠れる

ナイトブラを装着すると、安眠効果が期待できます。眠っている時間は昼間ほどではなくても、寝相などで長時間にわたってからだは動いているものです。ブラをしないで寝ると動くたびにバストの重みでからだのあちこちに負担がかかり、質のよい睡眠がとれなくなる可能性があります。

ナイトブラをつけると、バストの位置が固定されるのでストレスのない眠りが期待できます。ナイトブラは寝心地がよくなるようにデザインが配慮されているのも、ぐっすり眠れる要素の1つです。寝るとき用に作られているので通常のブラに比べて圧迫感が少なく、素材もやわらかな質感の生地が使用されています。

 

2.ナイトブラにバストアップの効果はある?

世の中には「ナイトブラを装着するとバストアップできる」と考えている女性が少なからずいます。実際には、ナイトブラを毎日欠かさず装着してもバストアップしたり、形が今以上にきれいになったりする効果は期待できません。

バストは脂肪と乳腺などから成り立っています。バストの脂肪はナイトブラの装着によって増えることはなく、バストアップにもつながりません。しかし、ナイトブラを正しく使用すれば、バストの現状維持につながります。

寝ている間に仰向けや横向きになるのに合わせて、バストは横方向や上方向に流れます。また、うつ伏せになればバストは圧迫されます。ナイトブラの役割は、就寝中にバストが動かないように固定し、流れやダメージを防いで形を守ることです。

 

3.ナイトブラの種類

市販のナイトブラにはさまざまな種類がそろっています。バストのホールド感や締めつけ感などの特徴はそれぞれ異なるため、自分に合った種類を選ぶことが大切です。

ナイトブラは毎日使用する下着であり、こまめな洗濯が必要となります。そのため、洗い替え用にいくつか買いそろえておくと安心です。

以下では、ナイトブラの種類2つについて解説します。買いそろえる際の参考にしてください。

 

3-1.ホックのあるものとないもの

ホックのあるナイトブラは、フロントについている種類が大半を占めます。背中にホックがついていると、睡眠に影響を与えるおそれがあるためです。

フロントにホックのある種類は目が届く場所にホックがあり、サイズ調整しやすい点がメリットです。仰向けになってもホックが背中に当たらず、痛みや不快感もありません。

一方で、ホックのない種類はホックによる肌への負担がなく、つけ心地もよくなっています。締めつけ感が少なく、長時間つけていても疲れにくい点もメリットです。

 

3-2.昼夜兼用で使えるもの

昼夜兼用のナイトブラは、夜と朝でブラをつけ替えるのが面倒だという方におすすめです。昼用ブラには通常、上からバストにかかる重力を下から支える目的が備わっています。したがって、下からの補正力を備えたナイトブラならば、昼夜兼用として利用できます。

昼夜兼用ブラにはノンワイヤーのものが多く、ワイヤー入りの昼用ブラと比べると締めつけ感が優しい傾向です。バストをしっかりと支えながらもリラックスして装着できる点も昼夜兼用のメリットでしょう。

 

4.ナイトブラの正しいつけ方

ナイトブラの効果を得るためには、正しくつけることが大切です。誤ったつけ方をしていると、バストのトラブルが起きたり、ナイトブラがむやみに傷んだりする可能性があります。

基本的にナイトブラについている説明書の手順に沿って、着用するよう心がけてください。ナイトブラをつける際は、状況を確認しやすいように大きな鏡の前で行うことがおすすめです。

以下では、ナイトブラの正しいつけ方について手順を説明します。

 

4-1.足から通して装着する

ナイトブラは、カップへのバストのおさまりをよりよくするため、足から通して上半身の方向へ引き上げて装着します。ナイトブラを脇の位置まで引き上げたら、背中側もフロント側と同じ位置になるように整えましょう。ナイトブラの位置が決まったら、肩ひもに腕を通します。肩ひもがねじれた場合はねじれを直します。

ナイトブラ自体や肩ひもを無理やり引っ張るとナイトブラの生地を傷める可能性があるため、丁寧に扱いましょう。

 

4-2.カップに背中と脇の肉を入れてお腹の肉も引き上げる

ナイトブラの位置が定まったら、90度の角度でお辞儀をするイメージで前かがみの姿勢をとります。

片手をカップの内側に入れて空間を作り、別の手で背中や脇の肉を引き寄せてカップの中に入れましょう。左右の胸で同じ作業を行います。入れ終わったら、肩ひもを持ち上げながらまっすぐの姿勢に戻ります。

お腹の肉を引き上げることも大切です。片側ずつ、カップの中へお腹の肉を引き上げて入れ、カップから横へはみ出た肉もカップの中に入れ直します。

 

4-3.全体のバランスを調節する

バストトップが肘と肩の中間以上の高さにあることが理想的なバランスです。肩ひもを指で軽く持ち上げたときに、2~3cmの余裕がある長さにしてください。肩ひもに一定の余裕がないと、肩こりなどを引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。

ブラのアンダーは、床に対してまっすぐ平行になるように整えます。鎖骨中央のくぼみを頂点に、両方のバストトップを結んだ線が正三角形になる「ゴールデントライアングル」ができていれば完成です。

 

5.ナイトブラを選ぶポイント

ナイトブラ購入の際は、さまざまなポイントを考慮した上で商品を選ぶことが大切です。

例えば、商品の素材です。コットン素材は通気性や吸湿性が良く、シルク素材は肌触りがよく高級感が備わっています。また、ナイロンは比較的安価で、カビや虫食いに強いという特徴があります。素材に何を求めるかによって、ナイトブラを選ぶことが可能です。

素材以外にもナイトブラを選ぶポイントはあります。以下では、ポイントを5つに絞って紹介します。

 

5-1.補正力が高いものを選ぶ

ナイトブラは就寝時にどのような体勢になってもバストの位置が動かない、補正力が高いものを選択することが重要です。立体的な構造で作られているナイトブラは補正力が高いものが多い傾向にあるため、立体構造のナイトブラを選ぶのがよいでしょう。立体構造ではないナイトブラはたとえつけ心地に優れていたとしても、本来の目的であるバストが横に垂れてしまうのを防ぐ役割が十分でない場合があります。

バストの位置をしっかりと固定させるためにバスト周りがクロスになっているものや、ブラの下部からバストがはみ出ない構造になっているものを選びましょう。

 

5-2.自分のバストサイズにあったものを選ぶ

ナイトブラの効果を充分に引き出すには、自分に合ったサイズを選ぶ必要があります。普通のブラはカップの大きさとアンダーバストの周囲を基準にして、サイズが細かく分かれています。ナイトブラの場合は、一般的にS・M・Lの3段階で表示されていることがほとんどです。

同じS・M・Lのサイズでもメーカーごとに大きさには違いがあるので、実際に試着してから購入することが大切です。また、バストのサイズは常に安定しているわけではありません。定期的にサイズを計測して、正確な数値を把握しましょう。

 

5-3.リラックスできるものを選ぶ

バストのダメージ防止のために着用するナイトブラですが、装着によって安眠できなくなることは避けたいものです。1日の疲れをとるための睡眠時こそ、心身ともにリラックスできるタイプのものを装着しましょう。

ナイトブラには補正に重点を置いたワイヤー入りのブラもありますが、締めつけがきつくストレスがかかりやすくなります。ワイヤーの入っていないやわらかなつけ心地のものを選びましょう。ナイトブラの素材にも気を配りましょう。就寝時は汗をかきやすいので、肌に優しく通気性に優れたものが適しています。

 

5-4.洗いやすいものを選ぶ

ナイトブラは毎日欠かさず使用する下着です。人は就寝中に汗をかくため、こまめに洗って清潔に保つ必要があります。洗濯を繰り返しても劣化しにくい耐久性があるかも、ナイトブラを選ぶポイントの1つです。

安価なナイトブラには何回か洗濯した後にゴムがゆるくなったり、レースがほつれたりと劣化する商品もあるでしょう。買い替えを繰り返せば、コスパも悪くなります。洗いやすさや耐久性といった商品の質と価格のバランスも踏まえて、ナイトブラを選びましょう。

 

5-5.気に入ったデザインのものを選ぶ

ナイトブラは、自分が気に入ったデザインのものを選ぶと気分も上がり、長く愛用できます。レースや刺繍で表生地を装飾したファッション性が高いタイプ、飾りを省いたシンプルなタイプなど、ナイトブラのデザインの種類は豊富です。カラー展開も豊富なため、気に入ったデザインを色違いでそろえられます。

ただし、ナイトブラにあしらわれたレースが直接肌に当たると、かゆみや赤みといったトラブルにつながる可能性もあります。敏感肌の人は、肌あたりのよいデザインを選びましょう。

 

6.ナイトブラのお手入れ方法

ナイトブラは、洗濯機を使わずに手洗いすることで型崩れを防ぎ、長く使用できます。下記に、洗濯の下準備から乾燥までの流れを紹介します。

1 下準備
ナイトブラを裏返し、パッドをとり外す。人肌程度に温かいお湯を洗面器などにためて、適量の下着用洗剤を入れて溶かす。
2 洗う
ナイトブラとパッドを一緒にお湯の中に浸す。手で優しくなでるようにしたり、お湯の中を振り動かしたりして洗う。
3 すすぐ
きれいな水に入れ替えてすすぐ。洗剤の泡が出なくなるまで、すすぎの水は2~3回入れ替える。
4 乾かす
大きなタオルで包んで水分をふきとった後、ハンガーやロープなどを使い、ナイトブラのアンダー部分を洗濯ばさみではさんで下向きにして干す。パッドも洗濯ばさみを使って干す。

ナイトブラを洗う際は、力を入れてゴシゴシと洗うと生地を傷める原因となります。優しく洗うように心がけましょう。

ハンガーに肩ひもをかけて乾かすと生地が伸びるため、アンダー部分を上にして干すことをおすすめします。直射日光が当たらない、風通しのよい場所で陰干しする点も大切なポイントです。

 

まとめ

ナイトブラは通常のブラとは異なり、就寝時の寝返りなどによって起こるバストの変形を防ぐためのものです。寝るときを想定して作られているため、通常のブラに比べて圧迫感が少なく柔らかい素材の生地が使用されている傾向にあります。

ナイトブラ自体にバストアップの効果はありませんが、現状のきれいなバストの形を保てるのがメリットです。ホックのあるものやないもの、昼夜兼用で使えるものなど、さまざまな種類があるため補正力や洗いやすさなど利用しやすいものを選びましょう。

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