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ハリのある胸になる!美しいハリ感のあるバストの作り方4選

2022/01/17バストの形

ハリのある胸になる!美しいハリ感のあるバストの作り方4選

バストは女性らしさの象徴とも言えるパーツで、ハリがある美しいバストは多くの女性の憧れです。しかし、妊娠・出産を経験したり、年齢を重ねたりするのに伴い、バストのハリにも変化が出てきます。「最近ハリがなくなった」「バストトップの位置が以前と違う」ということもあるでしょう。

バストの変化は誰もが避けては通れませんが、ハリの低下や下垂をできるだけ防いで美しさを保つことは可能です。そこで今回は、バストにハリがなくなってしまう原因と、美しくハリのあるバストの作り方を解説します。

 

1. ハリが失われて胸が垂れる3つの原因

バストのハリをアップさせるためには、バストが垂れる原因をまず理解することが大切です。自然の摂理が原因となる場合は対策が難しいものの、生活習慣によってハリが失われている場合は今日から改善することで美しいバストを目指せます。ここでは、バストが垂れてしまう主な原因3つを紹介します。

 

1-1. 加齢に伴ってエストロゲンが減少した

日本人の女性が閉経する平均年齢は約50歳と言われており、閉経の前後5年間(45~55歳頃)を一般的に「更年期」と呼びます。更年期を迎えると、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が急激に減少します。

出典:公益社団法人日本産婦人科学会「更年期障害」

エストロゲンの役割は女性らしい体を作ることです。バストを発達させる働きを担っているため、エストロゲンが減少すると乳腺の萎縮が始まります。バストが垂れてしまうのは、乳腺が萎縮することで、ハリのある乳腺組織よりも柔らかい脂肪組織の割合が増えることが原因です。

また、エストロゲンは肌のハリを保つ役割も持っています。エストロゲンが減少すると肌の弾力性に関係するコラーゲンやエラスチンも減少し、ハリのない肌になると考えられています。

 

1-2. 出産などでバストの大きさが変化した

妊娠するとバストが大きくなる理由は、授乳に向けて乳腺が発達するためです。出産後は母乳が蓄えられることで、さらに重さとボリュームがアップします。個人差はありますが、ブラジャーのサイズが2カップ程度大きくなる人もいます。

クーパー靭帯はバストを支えている網状の靭帯で、一度伸びたり切れたりすると元に戻ることができません。妊娠や出産に伴ってバストが大きくなると、クーパー靭帯が無理に引き伸ばされた状態になり、切れてしまう場合もあります。その結果、バストの形をキープできなくなることが、妊娠・出産によってバストが垂れる原因です。

授乳期間には、母乳が溜まっておっぱいが張りますが、基本的には赤ちゃんに吸ってもらうと治まります。このように、比較的に短期間で何度もバストの大きさが変化することも、クーパー靭帯への刺激になります。

 

1-3. 日々の生活でクーパー靭帯が傷ついた

妊娠・出産以外でもクーパー靭帯が傷つくことがあります。美肌や健康を保つため、日々の生活に運動を取り入れている人は多いでしょう。しかし、運動によってバストが揺さぶられてしまうこともバストが垂れる要因の1つです。バストサイズに関わらず、運動中は上下左右、ときには円を描くように激しくバストが揺れます。バストを支えるクーパー靭帯は、乳腺組織や脂肪組織を支えて丸みのある形を作っています。クーパー靭帯にはゴムのような伸縮性がないため、無理に引っ張られて損傷を受けると回復できません。

また、運動をしていなくても、普段からサイズの合っていないブラジャーを着けていたり、ノーブラで過ごしていたりすると、バストをしっかり支えられず、クーパー靭帯が傷つくことにつながります。

 

2. 美しさ重視!ハリのある胸の作り方4選

加齢によって委縮した乳腺や、すでに伸びてしまったクーパー靭帯を元に戻すことはできませんが、ほかの方法でハリ感のある美バストを目指すことができます。また、日々の心がけでバストの下垂を遅らせることも可能です。ここでは、美しくハリのあるバストの作り方を4つ紹介します。

 

2-1. ボディクリームでバストを保湿する

バストの肌も顔と同じようにスキンケアをしなければ、乾燥によって弾力が失われていきます。特にバストは重量があるため、乾燥した皮膚で支えているとさらに下垂が進みます。入浴後は肌が乾燥しやすいため、できるだけ早く保湿することを心がけましょう。このとき、ボディクリームをバスト周りに優しくマッサージしながら塗布すると、血行が良くなり、バストアップ効果も期待できます。

ボディクリームには、肌のハリや弾力アップ、リフトアップに効果的な成分が入っているバスト用の「バストクリーム」を選ぶとよいでしょう。「ボルフィリン」や「アデフィリン」は、ふっくらとした肌質を目指せるため、バストケアに向いている成分です。さらに「アスタキサンチン」はエイジングケア成分として注目されており、加齢による肌の悩みにも効果が期待できます。

 

2-2. 正しいサイズのブラジャーを着ける

バストがブラジャーのカップの中で動いてしまうと、クーパー靭帯に負荷がかかってバストが垂れる原因になります。そのため、自分に合ったサイズのブラジャーを選び、しっかりとホールドできているかをチェックすることが重要です。しかし、正しいサイズのブラジャーを着用できている人は多くありません。実際に、下着メーカーの調査では、70%以上の人が自分のサイズを勘違いしていたという結果が出ています。

出典:株式会社ワコール「MyWacoalアンケート」

ブラジャーのサイズをしばらく測っていない場合は、サイズが変わっている可能性があるため、ショップで測ってもらうことをおすすめします。外出時だけでなく、自宅で過ごす際にも、注意が必要です。リラックスできるノンワイヤーのブラジャーでも問題ありませんが、サイズが合ったものを着用しましょう。

運動するときは、バストが大きく揺さぶられるため、普段使っているブラジャーでは対応できません。必ずスポーツブラを使用し、動きやすさだけでなく、運動中もバストをしっかりと覆って揺れないものを選んでください。

 

2-3. 胸を持ち上げる大胸筋を鍛える

胸を支える大胸筋を鍛えることも、美しくハリのあるバストを作るポイントです。バストラインの丸みのある部分(乳房)は、乳腺と結合組織、脂肪組織でできています。そのため、筋トレをしても直接的に乳房のハリを出したり、ボリュームアップしたりする効果はありません。しかし、大胸筋を鍛えることでバストアップしたように見せることができます。

大胸筋を鍛えるにはダンベルプレスがおすすめです。ダンベルプレスは自宅でできるほか、500mlのペットボトルがあればダンベルも不要です。以下では、ダンベルプレスの手順を説明します。

1 床に仰向けに寝る
2 膝を曲げて床に足裏をつける
3 ダンベルもしくは500mlのペットボトルを持ち、弧を描くイメージで胸の上にあげる
4 二の腕が床につくまで下ろす

以上の動作を10回・3セット行います。注意点は「腰を浮かせない」「手首を曲げない」「ゆっくり動作する」の3点です。また、意識は常に大胸筋に向けましょう。

 

2-4. 正しい姿勢を身に付ける

正しい姿勢を保つことも、ハリのある上向きバストを作るために重要です。猫背姿勢は肺を圧迫し、酸素が体中にうまく運ばれなくなったり、筋肉が凝って血行不良になったりします。このことが、バストの大きさや美しさにも影響すると考えられています。正しい姿勢は、壁に背を向けて立ち、後頭部、左右の肩甲骨の間、お尻の仙骨の3か所が壁につく姿勢です。このとき、かかとは壁から5cm離します。

また、正しい姿勢を身に付けるにはヨガをする方法もあります。姿勢を改善するためには、仰向けに寝ておしりを浮かせる「橋のポーズ」や、腹ばいになって両足を持ち、背中を反らせる「弓のポーズ」がおすすめです。

なお、姿勢を保つための「抗重力筋」は悪い姿勢を記憶して体の歪みを作ります。日頃からストレッチやエクササイズで筋肉をほぐすことを心がけましょう。

 

まとめ

バストが下垂してしまう原因には、加齢現象や出産など、避けられないものもあります。一度損傷したクーパー靭帯は元に戻りませんが、適切に対処すれば美しくハリのあるバストを目指すことができます。

バストのケアやトレーニングは、日々の積み重ねが大切です。下着選びや姿勢にも気を配り、多方面からアプローチすることが美しいバストへの近道です。バストアップ専門 メディカルサロンM.M.Mでは、お客様のお悩みに合わせたさまざまなメニューをご用意し、ハリのあるバストに近づけるようサポートしています。

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