目次
1.豆乳は胸に効果があるのは本当?
近年では、「豆乳にはバストアップ効果がある」という情報が定着しつつあります。実際に豆乳を日々欠かさず摂取していた方がバストアップをしたという事例もありますが、実は科学的に立証されているわけではありません。
豆乳を飲んでバストアップした女性は、豆乳を飲むだけでなくバストアップにつながるストレッチや生活習慣をしていることも多いです。そのため、一概に豆乳を飲むだけで胸が大きくなる効果があると言い切ることは不可能です。
胸を大きくしたい場合は、豆乳以外の食材もバランスよく取り入れ、胸を大きくする運動やバストケアなど内と外から働きかけることが大切です。
下記の記事では豆乳以外のバストアップ効果に期待できる他の食材や、今すぐ試せるエクササイズなどについて紹介しているため、ぜひ併せてご覧ください。
2.胸に効果的とされる豆乳の成分
豆乳はバストアップだけでなく、健康維持や美容目的で生活に取り入れる方も多い食品です。JASでは、大豆からタンパク質や他の成分を溶出して繊維質と取り除いた乳状の飲料で、大豆固形分が8%以上のものを豆乳と定義しています。
一般的な推奨量は、1日あたり200mlを1〜3本とされています。豆乳にはお肌をきれいにする成分が多く含まれているのが特徴です。ただし、飲み過ぎはカロリーの過剰摂取やホルモンバランスが崩れる可能性もあるため、他の食事とのバランスを考えて飲むことが大切です。
以下では、胸に効果的とされる豆乳の成分をいくつか紹介します。
2-1.大豆イソフラボン
大豆イソフラボンとは、主に大豆の胚芽に含まれているポリフェノールの一種で、女性ホルモンのエストロゲンに構造が似ている成分です。植物エストロゲンとも言われ、エストロゲン受容体に結合してエストロゲンが少ないときは分泌量を補い、多すぎるときは減少するよう働きます。
エストロゲンは女性らしい丸みのあるボディラインや、バストアップに必要な乳腺の発達などを担うホルモンです。大豆イソフラボンを摂取することで、同じ効果が得られるでしょう。
2-2.タンパク質
タンパク質は皮膚や筋肉、臓器、毛髪などの構成成分であり、ホルモンや酵素・抗体などの体調節機能の成分です。卵類や肉類、豆類にはタンパク質含有量が多いため、豆乳にも多く含まれています。
出典:厚生労働省 e-ヘルスネット[情報提供]「 たんぱく質(たんぱくしつ)」
タンパク質は、胸の土台となる大胸筋の発達や女性ホルモンの生成に欠かせません。大胸筋と女性ホルモンの素となる成分が、タンパク質であるためです。また皮膚もタンパク質から作られているため、ツヤやハリのある胸を作るにはタンパク質が必要になります。
2-3.ビタミンE
直接バストアップに効果があるわけではありませんが、ビタミンEもバストアップにおいて大切な栄養素の1つです。ビタミンEはカラダの脂肪酸化を防ぐ脂溶性のビタミンで、カラダの免疫機能を高めたりホルモン分泌を調整したりする働きがあります。
女性ホルモンの分泌量をバランスよく調整するため、ホルモンバランスが整い美しいバストの維持が期待できます。血行をよくし美肌づくりにも役立つ栄養素のため、きめ細やかな胸の肌作りでも活躍するでしょう。
2-4.ビタミンB群
豆乳に含まれるビタミンB群も、胸に効果的とされる成分です。ビタミンB群には8種類あり、三大栄養素となるタンパク質・糖質・脂質からエネルギーを生成する際に役立ちます。
出典:MORINAGA「ビタミンB群の働き、多く含まれる食品を紹介」
ビタミンB群は、胸の緩みの引き締めや肌荒れの防止など、ふっくらとした女性らしい胸をキープする効果も期待できる栄養素です。脳の機能を維持しストレスを和らげるため、バストアップに影響するホルモンバランスが崩れるのを防いでくれることもあります。
3.胸以外にも!豆乳に期待できる効果・効能
豆乳は直接的に胸に効果があるとは言えないものの、間接的に作用する可能性はあります。他にもさまざまな健康・美容効果が期待できるため、バストアップ目的だけではなく、健康的な食生活を維持することを目的に毎日摂取するのにおすすめです。
以下では、豆乳に期待できる効果・効能をいくつか紹介します。
3-1.女性ホルモンを助ける効果
豆乳には、女性ホルモンを助ける効果があるとされています。女性ホルモンとは、卵巣から分泌されるプロゲステロン・エストロゲンのことです。豆乳に含まれる大豆イソフラボンはエストロゲンに似た構造で、代替ホルモンとして体内のエストロゲン減少をサポートします。具体的には、下記のような女性ホルモンを助ける効果が期待できます。
- 月経や排卵のコントロール
- 自律神経の安定化
- 女性らしい体づくりのサポート など
女性らしい体づくりのサポートの中には、乳腺を発達させる効果も含まれています。しかし、乳腺の発達が顕著となる時期は基本的に10〜20代であり、発達時期が過ぎると豆乳によるバストアップ効果はあまり期待できません。
下記の記事では、胸が大きくなる時期や仕組み・胸を大きくする方法について解説しているため、ぜひご覧ください。
3-2.便秘の改善を促す効果
豆乳は、便秘の改善を促す効果も期待できます。豆乳には、善玉菌と呼ばれる乳酸菌・ビフィズス菌の栄養素となる、オリゴ糖が豊富に含まれていることが特徴です。乳酸菌・ビフィズス菌といった腸内細菌は、腸内の悪玉菌の繁殖を抑えて腸内環境を整えるために働きかけます。
つまり、豆乳を摂取し腸内細菌を活性化させることで、便秘解消を促すことが可能です。腸内環境が整うと便秘や下痢になりづらくなるため、太りやすい体になるのを防げます。豆乳は単純に便秘の改善を促す効果が期待できるだけでなく、便秘の改善によるよい影響があることも覚えておきましょう。
3-3.ダイエットをサポートする効果
豆乳には血液の中の余分な脂質を流すサポニンと、痩せやすく太りにくい体を作るために不可欠なタンパク質という栄養素が豊富に含まれています。
サポニンは、余分な脂肪の蓄積の抑制効果や脂肪燃焼の促進効果があると言われています。タンパク質は脂肪になりづらい、エネルギー産生栄養素です。日々運動や筋トレをした上でタンパク質を摂取すると、筋肉量が増えて基礎代謝が上がるためダイエットの強力なサポート役となるでしょう。
タンパク質は、適切な量を摂取することが重要です。適切な量は身長や体重、日々の運動量などによって一人ひとり異なります。過剰に摂取すると脂肪に変換しやすくなり、体に悪い影響を及ぼす可能性も出てくるため、適切な量を考えてこまめに摂取しましょう。
バストアップに効果的な栄養素をより深く知りたい方は、ぜひ下記記事もご覧ください。
3-4.エイジングケアの効果
大豆に含まれるサポニンは、余分な脂肪の蓄積を防いだり脂肪燃焼を促進したりなどの効果に加え、抗酸化作用ももつ成分です。肌の老化の原因となる活性酸素を抑えて、乾燥や紫外線などのダメージから肌を守り、シミ・そばかすを予防すると言われています。
肌の健康を維持するために有効なビタミンBやレシチンも豊富に含まれており、若々しい細胞を維持するのにも効果的です。豆乳には、バストアップだけでなく美容面でのあらゆる効果があることも覚えておきましょう。
バストのエイジングケアには、塗るだけで完了するバストケア美容液がおすすめです。18年間バストアップに携わってきた、バストアップ専門 メディカルサロンM.M.Mが研究開発した「Glamour Glamour・Rich」もぜひご検討ください。
3-5.生理痛の緩和効果
生理痛は子宮内膜の内側のプロスタグランディンというホルモンが、子宮を収縮させることで腹痛や腰痛などを起こします。生理痛の緩和には鎮痛剤の他に、対策として低用量のエストロゲンやプロゲステロン配合薬を投与する場合もあります。
豆乳の成分の1つである大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きを保つ成分です。豆乳を日常的に摂取して女性ホルモンのバランスを整えることで、生理痛の緩和が期待できるでしょう。カラダを冷やすと生理痛の痛みが増す可能性があるため、生理中に豆乳を摂取する場合は温めたものを飲むのがおすすめです。
3-6.貧血を予防する効果
豆乳には、貧血の予防に必要な鉄分と葉酸も含まれています。貧血は赤血球に含まれるヘモグロビンの量が低下し、ヘモグロビンによって体内に空気が円滑に運搬されないことで頭痛や息切れ、疲労感などの症状を招きます。体内に含まれるヘモグロビンや血液の量を増やすために必要なのが、鉄分や葉酸です。
出典:厚生労働省 e-ヘルスネット[情報提供]「貧血の予防には、まずは普段の食生活を見直そう」
豆乳100g中に鉄分は1.2g、葉酸は28㎍と量が特別多いというわけではありませんが、毎日の食事に加えて豆乳を摂取すると、貧血予防の手助けになります。豆乳の非ヘム鉄はビタミンCと一緒に摂取すると吸収率が高まるため、豆乳はビタミンCの含まれる食品と一緒に摂りましょう。
3-7.更年期障害の緩和効果
更年期障害とは、閉経期の前後約10年間にエストロゲンの分泌量の急激な低下によって起こる症状です。顔が火照ったり脈が速くなったり、動機や息切れ・頭痛がしたりなど人によってさまざまな症状が起こります。精神的にイライラしたり、うつや不眠などの症状が起こることもあるでしょう。
出典:厚生労働省 e-ヘルスネット[情報提供]「更年期障害(こうねんきしょうがい)」
豆乳には大豆イソフラボンが含まれているため、エストロゲンと似た作用によって更年期障害の症状を緩和できる可能性があります。急激に失われたエストロゲンの代わりに、大豆イソフラボンが似た働きをするためです。ただし、更年期障害の症状がひどいという場合は、必ず病院へ受診しましょう。
4.そもそも豆乳とは?種類ごとに違いはある?
豆乳は簡単に言うと、水に浸した大豆をすりつぶして繊維質(おから)を除去した乳状の飲料を指します。豆乳には主に、無調整豆乳・調整豆乳・豆乳飲料の3種類があります。
| 無調整豆乳 | 無調整豆乳は、8%以上の大豆固形分が含まれている豆乳のことです。一般的に言われる豆乳は、無調整豆乳のことと考えて問題ありません。無調整豆乳の原材料は大豆のみとなっているため、大豆特有のやや苦みのある風味が特徴です。 |
|---|---|
| 調整豆乳 | 調整豆乳とは、無調整豆乳に大豆油・植物油や砂糖・食塩類の調味料を加えて飲みやすくした乳状の飲料を指します。豆乳中に含まれる大豆固形分は6%であり、無調整豆乳のような大豆の独特とした苦みはやや抑えられていることが特徴です。ほんのりと甘さを感じるような風味であることがほとんどで、小さな子どもでも飲みやすくなっています。 |
| 豆乳飲料 | 豆乳飲料とは、豆乳に果物や野菜、コーヒーなどのフレーバーが含まれた飲料を指します。豆乳中に含まれる大豆固形分は2~4%であり、商品によっては果汁が入っているものもあります。ほかの豆乳に比べて味の種類が豊富で気軽に飲めます。大豆特有の苦みや風味はほとんど感じられず、ジュース感覚で飲むことが可能です。 |
無調整豆乳・調整豆乳・豆乳飲料では、それぞれ大豆固形分の含有量が異なります。豆乳の成分による効果を得たい場合は、できるだけ無調整豆乳を選びましょう。どの豆乳飲料においても、飲みすぎには注意してください。
4-1.豆乳と牛乳の違い
豆乳と似た飲料には、「牛乳」が挙げられます。名前のみならず見た目も似ていることから、混合して考える方もいるのではないでしょうか。しかし、豆乳と牛乳はまったく異なる食品です。
豆乳は大豆からたんぱく質を含む成分を溶出した乳状の飲料のことで、大豆製品に分類されます。商品によって苦さ・甘さ・フレーバーは異なるものの、基本的にやや苦い風味であることが特徴です。
一方で牛乳は、乳牛から搾った生乳を加熱殺菌した乳白色の飲料のことで、乳製品に分類されます。主な成分はカルシウムで、カルシウム量は豆乳に比べて数倍以上もあることが特徴です。豆乳のように苦みはなく、どの製品にも甘さがあります。
製品分類や含まれている主な成分が違えば、期待できる効果も異なります。牛乳は豆乳の代わりにならないため、豆乳による効果を求めるのであれば豆乳を飲むようにしましょう。逆も然りです。
5.豆乳の正しい飲み方・タイミング
豆乳を効果的に摂取するなら、正しい方法・タイミングで飲みたいところです。しかし、基本的に豆乳は必ずこの時間帯に飲むとよいとされている時間はありません。求める効果によって適切なタイミングはあるため、欲しい効果に合わせて飲むタイミングを決めるとよいでしょう。
以下では、豆乳を飲むのによいタイミングと得られる効果を解説します。
5-1.食事前
豆乳を飲むのによいタイミングの1つが、食事前です。特に起床後・朝食前は胃に食べ物が入っておらず、豆乳の成分を吸収しやすい状態になっています。また朝食前に豆乳を飲むと腸が刺激されて、便意が起こりやすくなると言われています。そのため、効率的に豆乳の成分を吸収したい方や便秘の改善を促したいという方は、朝食前に豆乳を飲みましょう。
大豆に含まれるタンパク質は吸収や分解に時間がかかり満腹感を得やすいため、ダイエット中の方も食前に豆乳を摂取するのがよいでしょう。
食中・食後にすると、エネルギーをプラスしながら大豆タンパク質の働きによってコレステロールを低下させる効果が期待できます。コレステロールが高くて悩んでいる方は、食中や食後に豆乳を飲むのがよいと言えます。
5-2.間食時
豆乳は腹持ちがよいため、おやつとして摂取するのにも適しています。豆乳に含まれている食物繊維はお腹の中で水分を含んで膨張し、タンパク質も消化吸収に時間がかかって満腹感を得られるためです。間食時に豆乳を200ml程度飲むとお腹にたまり、余分なおやつを食べるのを防いでくれます。
最近では無調整の豆乳飲料だけでなく、紅茶やコーヒー、バナナなど味がついた豆乳飲料が多く販売されています。甘みがあっておやつ代わりになる上に、豆乳の成分も得られるため一石二鳥です。ただし、味の付いた豆乳飲料には糖分が多く含まれているため、飲み過ぎには注意が必要です。
5-3.就寝前
就寝前に温かい豆乳を飲むのもよいでしょう。カラダが温まってリラックスすることで、質のよい睡眠につなげられます。
ただし、夜22時以降の飲食は体脂肪が蓄積されやすくなるため、夜22時以降の豆乳の摂取はおすすめできません。質の高い睡眠をするには消化活動が終わった状態で眠るのがよいので、胃に食べ物が残っていると睡眠の質が低下するおそれがあります。
就寝前に飲みたい方は22時前に飲み、リラックスした状態で眠りましょう。
6. 豆乳の摂取量の目安はどれくらい?バストアップを意識する際の適切な量
豆乳はバストアップを目指す食生活に取り入れやすい飲み物として人気がありますが、ただ大量に飲めば効果が高まるというものではありません。特に豆乳に含まれる 大豆イソフラボン には適切な摂取量があり、過剰に摂りすぎるとホルモンバランスへの影響が懸念される場合もあります。
そのため、適量を守りながら継続することが最も大切 です。
6-1. 1日の摂取量の目安
一般的に推奨されている豆乳の摂取量は、
1日あたり約200〜400ml程度
です。
大豆イソフラボンの安全な1日の上限とされる 70〜75mg に基づく目安で、特に 無調整豆乳200mlには約40〜50mg程度のイソフラボン が含まれています。まずは コップ1杯程度(約200ml) から始めるのがおすすめです。
6-2. 摂取量の考え方のポイント
- 豆乳を飲み慣れていない場合は、まず 200ml程度からスタート
- 納豆・豆腐・味噌汁など 大豆食品を多く摂る日には、摂取量を調整する
- 過剰摂取は逆効果になる可能性があるため、適量を毎日続けることが理想
- 砂糖入りの調整豆乳やフレーバー豆乳は飲みすぎると 糖質やカロリー過多につながるため注意
豆乳は体に優しく続けやすい飲み物ですが、“飲めば飲むほど胸が大きくなる”といった即効性を期待するものではない という点も理解しておくことが重要です。バストアップを目指す場合は、食生活や姿勢改善・適度な運動などと合わせて取り入れると、より効果的にサポートしてくれます。
7. 胸に効果的なおすすめ豆乳レシピ
豆乳はそのまま飲むだけでなく、アレンジすることで続けやすさと栄養バランスを高めることができます。特にバストアップを目指す場合は、たんぱく質・ビタミン類・ミネラルを一緒に摂れるレシピ を選ぶと、より効率よく体づくりをサポートできます。ここでは、普段の食生活に取り入れやすく、美容や健康にも嬉しい豆乳レシピをご紹介します。
7-1. 豆乳バナナスムージー
豆乳が苦手な人でも飲みやすい、甘みと満足感のあるスムージーです。
材料
- 無調整豆乳:200ml
- バナナ:1本
- 冷凍ベリー:適量
- はちみつ:小さじ1
作り方
食材をすべてミキサーに入れて攪拌するだけで完成。
バナナはエネルギー補給やホルモンバランスを整える栄養が豊富 で、豆乳との相性が抜群。ベリー類に含まれるポリフェノールは血行を良くし、ハリのあるバスト作りをサポートします。
7-2. ホット豆乳ココア
リラックス効果のあるホットドリンク。冷えが気になる人にもおすすめです。
材料
- 無調整豆乳:200ml
- 純ココアパウダー:小さじ2
- はちみつ(または黒糖):小さじ1
作り方
温めた豆乳にココアパウダーを溶かし、甘味を加えてお好みで調整します。
純ココアはポリフェノールやミネラルが豊富で血行促進に役立つ成分 を含み、身体を冷やさずキレイをサポートします。
7-3. 豆乳ヨーグルト風 × きな粉
腸内環境を整えつつ、バストアップに必要なたんぱく質を補える組み合わせです。
材料
- 無調整豆乳:150ml
- プレーンヨーグルト:100g
- きな粉:大さじ1
作り方
ヨーグルトに豆乳を少しずつ加えて滑らかに混ぜ、最後にきな粉をかけるだけ。
腸内環境を整えることで 栄養吸収効率が高まり、体づくりを内側からサポート。
きな粉には大豆由来のたんぱく質やイソフラボンが含まれており、豆乳との相乗効果が期待できます。
7-4. 豆乳野菜ポタージュ
食事としても取り入れやすい満足感のあるスープです。
材料
- 無調整豆乳:200ml
- 玉ねぎ・じゃがいも・にんじんなど好みの野菜
- 塩・こしょう
作り方
柔らかく煮た野菜を豆乳と一緒にミキサーで滑らかにし、鍋で温めながら味を整えます。
野菜と豆乳を組み合わせることで、ビタミン・ミネラル・たんぱく質をバランス良く摂取できます。
豆乳は単体で飲みにくいと感じる人も多いですが、このようにアレンジを加えることで、日常的に取り入れやすくなります。好みや目的に合わせて無理なく続けることで、バストアップだけでなく美容・健康にも嬉しい効果が期待できます。
8. 豆乳を飲む際の注意点
豆乳はバストアップを目指す人にとって取り入れやすい飲み物ですが、正しい知識を持たずに摂取すると、思わぬ健康リスクや逆効果につながる場合もあります。特に大豆イソフラボンはホルモンバランスに関わる成分のため、適量と飲み方の注意点を理解しておくことが大切です。
8-1. 摂りすぎには注意 — 過剰摂取は逆効果になる可能性も
豆乳に含まれる大豆イソフラボンには、女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きがあります。しかし、摂りすぎはホルモンバランスの乱れにつながる可能性があるといわれており、月経周期が乱れる、肌荒れを引き起こすなどの体調変化を感じるケースもあります。
そのため、1日200〜400ml程度を目安に、無理のない範囲で続けましょう。
8-2. 砂糖入りの調整豆乳は飲みすぎ注意
豆乳飲料やフレーバー豆乳は飲みやすい反面、砂糖や甘味料が多く含まれていることがあります。
糖質やカロリーの摂り過ぎは肥満の原因になり、バストアップに必要な健康的な体づくりを妨げる可能性があります。
可能な限り無調整豆乳を選び、甘く味付けしたものは適量に控えることが重要です。
8-3. 大豆アレルギーの人は注意
大豆アレルギーを持つ方は、症状を引き起こす可能性があるため豆乳の摂取は避ける必要があります。
飲んだ後にかゆみ・蕁麻疹・喉の違和感など、体調に変化を感じた場合は、すぐに摂取を中止し医師に相談してください。
8-4. 体調やライフステージによっては控えめに
妊娠中・授乳中、更年期の女性は、とくにホルモンバランスの変化が大きく、豆乳の影響を受けやすい時期といわれています。
過剰にならないよう普段以上に注意し、必要に応じて医師や専門家に相談しながら取り入れると安心です。
8-5. “豆乳だけで胸は大きくなる”と過度に期待しない
豆乳はバストケアをサポートする食材のひとつですが、豆乳を飲むだけで劇的に胸が大きくなるわけではありません。
食事全体のバランス、姿勢、血流、筋肉量など、体内環境を整える取り組みと合わせて続けることで、本来の美しいバストラインにつながります。
9. 豆乳のバストアップに関するよくある質問(Q&A)
豆乳は美容や健康を意識する女性に人気の高い食材ですが、バストアップとの関係については誤解や不安を持つ人も少なくありません。ここでは、よく寄せられる質問にお答えします。
Q1. 豆乳を飲めば胸は必ず大きくなりますか?
A. 豆乳を飲むだけで胸が確実に大きくなるという科学的根拠はありません。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)に似た作用を持つといわれていますが、それだけで乳腺が発達したり脂肪が増えるとは限りません。
ただし、バランスの良い食事、姿勢改善、胸周りの運動などと組み合わせることで、バストラインを整え、ハリや丸みの向上を実感しやすくなる可能性はあります。
Q2. 一日にどれくらいの量を飲むのが良いですか?
A. 一般的には 1日200〜400ml程度 が目安とされています。
大豆イソフラボンの1日の安全な摂取量が 70〜75mg程度 とされているため、無調整豆乳200mlから始めるのがおすすめです。
過剰摂取はホルモンバランスの乱れにつながる可能性があるため、適量を守ることが大切です。
Q3. 男性が豆乳を飲むと胸が大きくなるって本当?
A. そのような噂がありますが、医学的根拠はほとんどありません。
男性が適量の豆乳を摂取しても胸が急激に大きくなるというメカニズムは確認されていません。
ただし、過剰摂取はホルモンバランスに影響する可能性があるため、男女問わず適量を守ることが大切です。
Q4. 豆乳は毎日飲んでも大丈夫?
A. はい、適量を守れば問題ありません。
ただし、納豆・豆腐・味噌汁など他の大豆食品を多く食べる日が続く場合は、摂取量を調整しましょう。
体調に変化を感じたら無理せず中断し、改善しない場合は専門家に相談することをおすすめします。
Q5. 豆乳は無調整豆乳と調整豆乳どちらが良い?
A. バストアップを意識する場合は、栄養量の多い無調整豆乳 が向いています。
調整豆乳やフレーバー豆乳は飲みやすい反面、砂糖や添加物が多いことがあるため、日常的に飲む際は注意が必要です。
甘さが欲しい場合は、はちみつや黒糖を少量加えるなど、自然な甘味で調整すると良いでしょう。
まとめ
豆乳とは、大豆からたんぱく質を含む成分を溶出した乳状の飲料のことです。豆乳はバストアップ効果があると、科学的に立証されているわけではありません。しかし、豆乳をバランスのよい食事と一緒に摂取し、バスト周辺のマッサージやストレッチをすれば、バストアップできる可能性は十分にあります。
豆乳には胸以外にも美容面を中心としたあらゆる効果が期待できます。若々しさを維持するためにも、豆乳を日頃から摂取することはおすすめと言えるでしょう。
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