1.【上向きバストを作るために】胸が垂れてしまう主な理由は?
胸はさまざまな理由で垂れてしまいます。バストケアを怠ると年齢とともに胸が垂れ、上向きバストを長期的に保つのは難しいです。まずは胸が垂れてしまう主な原因を知って、胸の垂れ対策につなげましょう。
ここでは、胸が垂れてしまう代表的な理由を4つ紹介します。
加齢 |
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加齢とともに胸にある「乳腺」という組織の萎縮が、胸が垂れる原因につながります。乳腺が萎縮するのは、乳腺を発達させる「エストロゲン」という女性ホルモンの分泌が加齢により減少することが原因です。乳腺が萎縮すると、胸の脂肪の割合が大きくなります。胸の脂肪は柔らかく、脂肪だけでは胸本来のきれいな形を維持できません。そのため、重力の影響を受けて胸が垂れていきます。 |
筋力の低下 |
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胸には「大胸筋」という筋肉があり、胸の土台を作る役割を担っています。土台となる筋力が低下すると胸を支える力も落ち、胸が垂れる原因になります。大胸筋は日常的に使用しない筋肉なので、意識して鍛えることが必要です。 |
クーパー靭帯の伸び |
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胸の中の乳腺や脂肪を大胸筋と繋ぐゴムのような靱帯が「クーパー靱帯」です。ゴムのように伸縮性がある組織ですが、クーパー靱帯は一度伸びると元には戻りません。クーパー靭帯の伸びは胸が垂れる原因になるため、伸ばさないように注意が必要です。 クーパー靭帯は強い組織なので、簡単には伸びません。しかし、サイズの合っていないブラを着用すると、胸が揺れてクーパー靱帯が伸びてしまう恐れがあります。激しい運動などで胸が大きく揺れる動きをする際には、しっかりとホールドしてくれるブラを選び、ストラップの長さも胸の位置に合わせて調整しましょう。 |
生活習慣 |
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普段の何気ない行動の中に、胸が垂れる原因が潜んでいます。例えば、猫背は胸を支える大胸筋に負荷がかからないので、筋力が衰え、結果的に胸が垂れる原因となります。 また、普段着用しているブラが、自分のバストサイズに合っていることも重要です。小さめのブラをつけると胸を圧迫する恐れがあります。圧迫されて胸に栄養がいきにくくなることは、肌のハリがなくなる原因の1つです。大きめのブラをつけるとブラ内で胸が揺れて、クーパー靱帯の伸びにつながります。ブラはサイズの合ったものを選び、できる限り胸を揺らさないようにしましょう。 |
2.【ストレッチ編】上向きバストを作る方法
胸周辺の筋肉をストレッチや筋トレでほぐし鍛えると、筋肉が発達して胸を支えます。ストレッチや筋トレは、毎日続けることが大切です。筋肉が発達すると綺麗な姿勢が維持しやすくなり、結果的に上向きバストが期待できるでしょう。
下記では、上向きバストを作るためのストレッチを3つ紹介します。
2-1.大胸筋ストレッチ
大胸筋は胸の土台であり、姿勢の維持にも役立っている筋肉です。大胸筋を鍛えると胸を引き上げる働きが強くなり、姿勢の改善につながる場合があります。テレビを見ながらできる簡単なストレッチなので、ぜひ日常で取り入れてください。
・合掌のポーズ
1 | 背筋を伸ばして合掌する(ひじは直角に曲げ、左右にしっかりと張る) |
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2 | 息を吐きながら、合わせた手のひらを押し合う |
3 | 2の状態を15秒キープする |
・タオルでストレッチ
1 | 両手で長めのタオルの両端を持ち、広げた状態で腕を上げる |
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2 | 腕を上げた状態で、肩を後ろに移動させながら腕を後ろに下ろす(首に力が入りすぎないように注意する) |
3 | 2の状態を30~40秒キープする |
4 | 1~3を3セット行う |
2-2.小胸筋ストレッチ
小胸筋は胸自体を引き上げ、内側に寄せるブラと同じような役割を持つ筋肉です。姿勢が悪いと小胸筋がこり固まって血流が悪くなり、胸が垂れる原因になることもあります。小胸筋を鍛えることで胸にハリが出て、綺麗な姿勢も維持しやすくなるでしょう。以下では、小胸筋を柔らかくほぐすストレッチを2つ紹介します。
・壁を使ったストレッチ
1 | 壁の横に真っすぐ立ち、手のひらを壁に付けた状態で、腕を真上に上げる |
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2 | そのまま壁に体重をあずける |
3 | ゆっくり手を後ろに移動させながら、胸を開いていく(約10秒) |
・逆腕立て伏せ
1 | イスや台を用意し、背を向けて肩幅程度に腕を開き、手を置く |
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2 | 腕に体重をかけ、ひじを真っすぐ伸ばす |
3 | 脇を閉め、膝が90度の角度になるように、腰を落とす |
4 | 後ろ向きに体重をかけながらゆっくりひじを曲げ、お尻を下げる |
5 | 筋肉が伸びているのを感じたら、ゆっくりとひじを元に戻す |
6 | 逆腕立て伏せを10回繰り返す |
2-3.肩甲骨ストレッチ
肩甲骨は上半身のさまざまな筋肉と関わりを持っている、背中側にある大きな骨です。肩甲骨を動かすと肩甲骨に関係する筋肉も動きほぐれます。筋肉がほぐされると胸にハリが出て、上向きバストにつながります。肩甲骨のストレッチを2つ紹介するので、ぜひ挑戦してみてください。
・肩まわし
1 | 両手の指先を肩に置く |
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2 | 肩に手を置いた状態で、ひじを前から後ろにゆっくり回す |
3 | 2と同じように、ひじを後ろから前にゆっくり回す |
・壁を使ったストレッチ
1 | 壁の正面に立ち、両手を壁につく |
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2 | 息を吐きながら頭を両手の間に入れ、体を90度まで倒す |
3 | そのまま10秒間キープする |
3.【生活習慣編】上向きバストを作る方法
普段の生活の中で、上向きバストを作るためにできることがたくさんあります。上向きバストに必要な胸のハリには、女性ホルモンの働きが重要です。女性ホルモンの分泌は睡眠や食事などの生活習慣に影響されるので注意しましょう。
普段の生活の中で、上向きバストを作る方法を3つ紹介します。
3-1.自分に合ったブラ・ナイトブラを着用する
女性の体は加齢や生活習慣・体調などでシルエットが変化するので、半年前のブラのカップサイズが合わない場合もあります。ブラのサイズが合っていないと、ブラが胸を圧迫したり、空間ができ胸が揺れたりして、クーパー靭帯が伸びる可能性が高いです。ブラを購入するときは胸のサイズを測ってもらい、試着してから購入するようにしましょう。
また夜寝る際には、ナイトブラの着用がおすすめです。寝ているときも胸は左右に揺れたり、横に流れたり、押しつぶされたりしています。ナイトブラは、寝ているときに胸が揺れ動くのを防ぐ役割を持つブラです。
なお、日中用のブラは立っている状態を想定して作られており、寝るときに日中用のブラを使用しても揺れは防げません。ナイトブラを着用して、寝ているときもしっかり胸が動かないように守りましょう。
3-2.食事に気を付ける
上向きバストを作るには、女性ホルモンの分泌を増やす食べものを取り入れるのがおすすめです。女性ホルモンには女性らしい体を作る役割があり、女性ホルモンの分泌を増やす食品を食事に取り入れると、上向きバストが目指せます。
女性ホルモン分泌を増やすために、摂取するとよいと言われている栄養素は「コレステロール」と「タンパク質」です。コレステロールは女性ホルモンの原料となります。また、タンパク質は女性ホルモン・筋肉・肌を作る原料となる物質です。適量を摂取するとよいでしょう。
積極的に取り入れてほしい食材は「大豆製品」です。大豆製品に含まれる「大豆イソフラボン」は、女性ホルモンである「エストロゲン」と同じような働きをします。乳腺の発達を促してくれるので、バストアップ効果が期待できるでしょう。
3-3.ストレスを溜めないようにする
ストレスを溜めると、体が女性ホルモンの分泌量を減らす可能性があります。女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌量が減ると、乳腺が萎縮するだけでなく、月経周期の乱れや月経が止まる恐れがあるので注意が必要です。
エストロゲンの分泌量は脳がコントロールしており、ストレスを溜めると脳がエストロゲンの分泌を減らす指示を出すことがあります。趣味を楽しんだり、友人に会ったりなど、自分なりのストレス解消法を実践し、ストレスを溜めこまないようにしましょう。
まとめ
バストが垂れる理由はさまざまで、加齢や筋力の低下・クーパー靭帯の伸びなどがあります。クーパー靱帯は一度伸びると完全に元に戻らないため、胸が動かないようしっかり守ることが大切です。上向きバストを作るには、胸周辺の筋肉をストレッチしたり鍛えたりして、筋肉に胸をしっかりと支えてもらいましょう。また、サイズの合ったブラとナイトブラの着用、食事の見直し・ストレスを溜めないのも上向きバストへ近づく方法です。
バストアップ専門 メディカルサロンM.M.Mでは、バストに関するお悩みに対応しています。「最近、胸の位置が気になる」という方は、ぜひバストアップ専門 メディカルサロンM.M.Mにお問い合わせください。