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ランニングすると胸が小さくなるのは本当?原因と対策を解説!

2022/09/20バストアップ筋トレ方法

ランニングすると胸が小さくなるのは本当?原因と対策を解説!

ダイエットや美容のためにランニングしているものの、ランニングをすると胸が小さくなると知り、本当か気になっている人もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、ランニングによってバストサイズがダウンすることはあり得ます。しかし、必ず小さくなってしまうわけではありません。正しい対策をすれば、ある程度防ぐことは可能です。

ここでは、ランニングで胸が小さくなる理由や、サイズダウンを防止する5つの方法について解説します。

 

1.ランニングをすると胸が小さくなる?

ランニングは胸へのアプローチを誤ると小さくなる恐れがあるため注意が必要です。ランニングにより胸が小さくなると言っても、実際にサイズダウンしているケースと胸の状態が変化して小さく見えるケースがあります。

走るときに注意する必要があるだけで、胸のサイズダウンを懸念してランニングをやめる必要はありません。ランニングは高血圧や糖尿病、肥満の防止に役立ち、メンタルヘルスや生活の質を向上させる効果があるとされる運動です。

出典:厚生労働省「身体活動・運動」

正しく対策すれば、胸が小さくなるリスクは軽減できます。まずは胸が小さくなる理由について知っておきましょう。

 

1-1.脂肪が燃焼されるため

ランニングは、軽度~中度までの負荷を身体にかけ続ける有酸素運動です。有酸素運動では、酸素を使って脂肪を燃焼し、運動に必要なエネルギーを作りだしています。

そのため、ランニングを行えば、運動に必要なエネルギーを作り出すために体全体の脂肪とともに胸の脂肪も燃焼されます。胸は9割が脂肪と言われているため、脂肪燃焼が起これば影響は避けられません。胸の脂肪が燃焼されることにより、胸が小さくなる恐れがあります。

また、ランニングで起こる胸の揺れも、脂肪の燃焼につながる要因の1つです。振動による刺激は脂肪燃焼を促す働きがあるため、胸のサイズダウンにつながります。

 

1-2.クーパー靭帯がダメージを受けるため

胸が上向きの形を保っていられるのは、クーパー靭帯の働きのおかげです。クーパー靭帯とは、乳房内部に放射状に張り巡らされ、胸を引っ張り上げて支えている結合組織のことです。クーパー靭帯がなければ、脂肪の塊である胸は重みで垂れてしまうでしょう。

ランニング中は胸が揺れ動くため、クーパー靭帯が損傷しやすい状態です。ランニングの振動で起こるダメージによってクーパー靭帯が伸びたり切れたりすると、クーパー靭帯が胸を支える力が弱まり垂れる原因につながります。胸が垂れてバストトップの位置が下がってしまうと、実際より小さく見えるようになります。

 

2.ランニングで胸が小さくなるのを防ぐ5つの方法

ランニングでは体の脂肪が燃焼されるため、ある程度胸の脂肪も燃焼され「胸が小さくなった」と感じることもあります。いくらランニングが美容や健康によくても、胸が小さくなるのは避けたいものです。

ランニングによる胸のサイズダウンを避けるのに有効な方法がいくつかあります。ここでは主な方法を5つ挙げ、それぞれ紹介します。

 

2-1.スポーツブラを着用する

ランニングによる胸のサイズダウンを予防するには、胸を支えるクーパー靭帯がダメージを受けないようにすることが大切です。

ランニングの際は一般的なブラジャーではなく、スポーツブラを着用しましょう。スポーツブラとは、運動する状態を想定して作られているブラジャーのことです。一般的なブラジャーに比べてホールド力に優れ、ランニング中も胸をしっかりと固定できるため、揺れを抑えられます。

しかし、バストサイズに合わないスポーツブラを着用しても、ランニング中の胸の揺れを抑えることはできません。スポーツブラを購入する際は、サイズをきちんと測定して胸に合うかチェックしましょう。

また、ホールド力が高いものを選ぶことも大切です。スポーツブラにはホールド力の強いハイサポートタイプと、ホールド力が弱めのライトサポートタイプのものがあります。ヨガやストレッチ向きのライトサポートタイプを選ぶと、ランニング中の胸の揺れを抑えられません。胸の揺れを抑えたい場合は、ランニング用のハイサポートタイプを選びましょう。

 

2-2.大胸筋を鍛える

大胸筋を鍛えるのも有効な方法です。大胸筋は胸にある大きな筋肉で、鍛えると筋肉の厚みが増します。また、筋肉の厚みが増すことで胸が支えられ、リフトアップし、実際よりも胸が大きく見えます。

大胸筋を鍛えるのに適したストレッチの方法を紹介します。

・合掌ポーズ

(1) 背筋を伸ばして姿勢を正し、両手を胸の前で合わせる
(2) 息をゆっくり吐きながら、大胸筋に力を入れて10~15秒ほど両手で押し合う
(3) (1)と(2)を5回ほど繰り返す

・脇の下を伸ばす大胸筋ストレッチ

(1) ひじとひざを床につけ、四つん這いの状態でお尻を後ろに引いて胸を伸ばす
(2) (1)の姿勢のまま息を吐き切あり、息を吸いながらひじとひざをついた四つん這いの姿勢に戻す
(3) (1)と(2)を10回ほど繰り返す

 

2-3.広背筋を鍛える

胸が小さく見えないようにするには、背中にある広背筋を鍛えることも大切です。広背筋は身体の中でもっとも大きい筋肉で、肩甲骨や肋骨、骨盤をつないでいます。

一見、広背筋は胸と関係がないように見えますが、広背筋を鍛えると自然と胸を張った姿勢になることがポイントです。背筋が伸びて胸全体が開くと、胸もつんと上を向き、大きく形よく見えるようになります。

・簡単広背筋ストレッチ

(1) 両腕を前に伸ばして指を交差させながら両手を組む。足は肩幅程度に開く
(2) 両手を組んだまま、腕を押し出すように下ろす
(3) 背中を丸めて肩甲骨を開き、ゆっくり息を吐きながら20秒キープする

・バックエクステンション

(1) うつ伏せになり、足は肩幅程度に開く
(2) 腕は床と平行にして90度に曲げ、顔は少し浮かせる
(3) 下半身は床につけたまま、息を吐きながら上体を3秒かけて反らせる
(4) 上がる高さまで反らせたら、息を吸いながら3秒かけて顔が床につかない位置まで戻る
(5) (2)と(3)を10~15回ほど繰り返す

 

2-4.バストアップが期待できる食事を摂る

胸が小さくならないようにするには、食事にも注意が必要です。

食品の中には、バストアップをサポートするさまざまな栄養素が存在します。バストアップが期待できる栄養素を多く含む食材を積極的に摂取するとよいでしょう。

食材 特徴
大豆製品 女性らしい丸みのある身体を作る、エストロゲンに似た働きをする大豆イソフラボンが含まれている。
鶏のササミ・胸肉 大胸筋やクーパー靭帯を作るのに必要な良質なたんぱく質が豊富に含まれている。脂肪分が少なく低カロリーな点でもおすすめ。
キャベツ・りんご エストロゲンの分泌を助ける成分(ボロン)が含まれている。

ただし、バストアップを期待して同じ食材を食べ続けると、栄養が偏り健康を害する恐れがあります。栄養バランスのよい食事を意識し、その上でバストアップをサポートする食材を食事に取り入れるようにしましょう。

 

2-5.正しい姿勢を保つ

すっきりと背筋を伸ばした正しい姿勢で過ごすことも、胸が小さくなるのを防ぐのに効果的な方法です。

背を丸めた悪い姿勢を取り続けると、胸周りに負担がかかり、血行不良につながることもあります。血の流れが滞れば、本来胸に行くはずだった栄養や女性ホルモンがスムーズに届かなくなり、成長が妨げられます。

また、猫背などの姿勢は大胸筋をほとんど使っていません。大胸筋が使われず衰えれば、通常では胸を後ろから持ち上げ支えているところを、支えられなくなります。その結果、バストトップの位置が下がり、小さく見えるようになるでしょう。

正しい姿勢を保つことには、さまざまなメリットがあります。バストトップの位置が上がってスタイルがよく見えたり、胸周りに負担がかからないため栄養や女性ホルモンが胸に届きやすくなったりします。正しい姿勢を意識すると自然と大胸筋に負担がかかり、筋肉が使われます。また、肩甲骨を中心に集めるように肩が開くことで、バストアップにつながります。

 

まとめ

ランニングをするときに胸へのアプローチを間違えると胸が小さくなる恐れがあります。サイズダウンを招く主な理由は「ランニング時に起こる脂肪燃焼により、胸の脂肪も燃焼されること」と「ランニングにより乳房を支えるクーパー靭帯がダメージを受けること」です。

ランニング時にスポーツブラを着用したり、大胸筋や広背筋を鍛え正しい姿勢を保ったり、バストアップをサポートする食材を摂ることで、胸が小さくなるのを防げます。

バストアップ専門 メディカルサロンM.M.Mでは、胸に関するお悩みに対応しています。「胸が小さくなったように感じる」という人は、ぜひバストアップ専門 メディカルサロンM.M.Mにお問い合わせください。

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