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乳腺の発達を促す方法を6つ紹介!脂肪との関係性や注意点も

2023/01/25バストアップの正しい知識

乳腺の発達を促す方法を6つ紹介!脂肪との関係性や注意点も

乳腺はバストにある管状の組織のことで、本来の役割は母乳を分泌することです。妊娠をするとバストが大きくなるのは、女性ホルモンの分泌が増えて乳腺が発達するためと言われています。そのため、バストアップに関しても、女性ホルモンの分泌をしっかり整えることで、バストアップが期待できます。

当記事では、乳腺を発達させるために女性ホルモンのバランスを整える方法や、乳腺を発達させるために注意するべき生活習慣などについて解説します。バストアップをしたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

1.乳腺とは?

乳腺とは、母乳を作る場所にあたる「乳腺小葉」・授乳する際に母乳を出す「乳頭」・乳腺小葉と乳頭をつなぐ「乳管」からできている器官です。乳腺は乳頭を頂点として脇の下周辺まで、放射線状に広がっています。

乳腺小葉が複数まとまり、1単位になったものが「乳腺葉」です。乳腺葉と乳腺小葉はブドウの房と実のようにつながって、女性のバストの内部にあります。

乳腺の周囲には脂肪があって、クーパー靱帯により、バストを支える大胸筋につながっている構造です。大胸筋はバストの土台にあたる筋肉で、胸が重力に負けて垂れ下がることを防止し、シルエットを美しく維持する役割を果たします。

出典:日本対がん協会「乳がんの基礎知識」

出典:国立研究開発法人国立がん研究センター「乳がんについて」

 

1-1.乳腺と脂肪の関係

女性のバストの約9割は脂肪、約1割は乳腺にあたります。脂肪の主な役割は、女性のバストの中で特に重要な器官にあたる「乳腺」を保護することです。そのため、乳腺を発達させるとより多くの脂肪によって保護する必要性が生じ、効率的にバストアップが図れます。

乳腺を発達させずに脂肪のみを増やした場合、バスト以外の部位のサイズが大きくなり、ボディラインが崩れることになりかねません。悪質な脂質の摂りすぎは肥満の原因になりやすく、健康上の問題も懸念されるため注意しましょう。

 

2.【乳腺を発達させるために】女性ホルモンバランスを整える方法

女性ホルモンのエストロゲンは乳腺を増やす役割、プロゲステロンは乳腺を発達させる役割を果たすホルモンにあたります。バストアップを図るには、女性ホルモンのバランスを整えることが重要です。

以下では、生活習慣の工夫によって、女性ホルモンのバランスを整える方法を解説します。

 

2-1.良質な睡眠をとる

睡眠不足が続くとエストロゲンの分泌が滞り、ホルモンバランスが乱れることもあります。睡眠不足は成長ホルモンの分泌を滞らせ、美肌づくりやバストアップを妨げる原因にもあたるため、良質な睡眠をとりましょう。

以下は、良質な睡眠をとるためにおすすめの対策です。

  • 自分に合う寝具を使用する
  • ぬるめのお湯にゆっくり浸かる
  • スマホやPCを寝室に持ち込まない
  • ヒーリングミュージックでリラックスする

就寝直前に熱いお湯のお風呂に浸かると身体の覚醒を誘うため、38〜40度程度のお風呂に浸かるのがおすすめです。スマホやPCの光も、身体を覚醒させる原因につながります。早めに電源を切って寝室へと移動しましょう。

 

2-2.食生活を工夫する

女性ホルモンのバランスを整えるには、さまざまな栄養素をバランスよく摂ることが重要です。日々の食事では、主食:副菜:主菜が3:2:1の比率になるように意識しましょう。

エストロゲンの分泌量が低下しやすい30代後半以降の女性はバランスのよい食事をした上で、大豆食品・りんごやキャベツなどを意識的に摂ることも大事です。大豆食品にはエストロゲンと似た働きをするイソフラボン、りんごやキャベツなどにはエストロゲンの分泌を促すボロンが入っており、バストアップをサポートします。

 

2-3.自律神経を整える

女性ホルモンと自律神経には深い関わりがあり、一方のバランスが崩れると身体に影響して不調を感じる可能性があります。そのため、自律神経を整えることが、女性ホルモンバランスを整えバストアップを図るコツです。

以下は、自律神経を整えるためにおすすめの対策です。

  • 起床後すぐに日光を浴びる
  • 適度な運動習慣をつける
  • ストレスを解消する

日光を浴びると体内では、自律神経を整えてくれる神経伝達物質「セロトニン」が活性化されます。セロトニンは一定のリズムを刻む運動によっても活性化されるため、比較的単調なリズムで行うランニングやサイクリングなど適度な運動習慣をつけることも大切です。

出典:医療法人社団 平成医会「セロトニンの増加が心身に及ぼす効果」

 

2-4.女性ホルモンに関係するツボを押す

女性ホルモンのバランスを整えるにはお風呂上がりにツボを押し、身体のメンテナンスを行う方法もあります。下記は、女性ホルモンに関係する3個のツボの場所と押し方です。

三陰交 くるぶしの内側から指4本離れた場所にある骨の後ろ側 親指をツボにあて5秒間、5回ずつ押す
陰陵泉 膝下のくぼみから指4本下あたりにあるくぼみ
太衝 足の甲側、親指・人差し指の間をなで、骨がまじわるあたり 5秒間押して5秒間離すのを1セットとして、5〜10セット押す

ツボを押す力は「気持ちよい」もしくは「痛気持ちよい」と感じる程度が適切です。強く押しすぎるとあざができることもあるため、注意しましょう。

 

2-5.タバコとコーヒーの摂取を控える

タバコは卵巣や子宮への血流を悪くして、女性ホルモンの分泌を妨げるリスクがあるため、女性ホルモンのバランスを整えたい場合は禁煙をするのがおすすめです。

出典:南部産婦人科医院「禁煙外来について」

コーヒーの過剰摂取もまた、女性ホルモンのバランスを乱れさせる一因と言われています。ただし、適量のカフェインはエストロゲンの分泌を助けると言われるケースもあります。バストアップを考える女性は1日あたりのコーヒーを1〜2杯程度に抑えて、適度な量を楽しみましょう。

出典:産後骨盤矯正専門院 なぎ整体院「カフェインによるPMSの影響」

出典:厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~」

 

2-6.ナイトブラを着用する

きついブラジャーで身体を締めつけたまま就寝すると、眠りの質を低下させるリスクがあります。眠りの質の低下は女性ホルモンのバランスを乱れさせる原因にあたるため、伸縮性の高い素材で作られたナイトブラを着用しましょう。

ナイトブラには、就寝中もバストを正しい位置に固定させ、崩れを予防する働きも期待されます。クーパー靱帯の負担を軽減して損傷を防止できる点も、ナイトブラを着用するメリットです。

 

3.乳腺を発達させるために注意すべき生活習慣

バストアップを妨げる行動を知らず知らずのうちにとっていると、努力の成果が出にくくなります。乳腺の発達を目指しても思うような成果が出ない場合は、生活習慣を今一度見直しましょう。

たとえば以下が、乳腺を発達させるために注意すべき生活習慣です。

・悪い姿勢が習慣化している

悪い姿勢が習慣化すると血流が悪くなり、乳腺の発達を妨げるリスクがあります。理想のスタイルを目指すには、背筋を伸ばして意識的に胸を張り、よい姿勢を維持しましょう。

姿勢の悪さが気になる人は、肩甲骨のストレッチで可動域を広げ、正しい姿勢を維持できる身体づくりに取り組むのがおすすめです。スマホの画面を見る際には意識的に脇を締めて、肩甲骨の開いた状態を維持しましょう。

・ブラジャーのサイズが合っていない

小さすぎるブラジャーを着用すると身体が締めつけられて、血流が悪くなる恐れがあります。反対に大きすぎるブラジャーは胸に行くべき脂肪を脇や背中に流してしまうリスクがあるため、自分に合うサイズを着用しましょう。

・身体が冷えている

全身が冷えていると血流が悪くなり、乳腺の発達やバストアップを妨げる場合があります。バストアップを図るには冷たい飲み物や薄着を避けて、冷えを防止してください。冷えを防止するには入浴をシャワーのみで済まさず、湯船に浸かる習慣をつけることも大切です。湯船の中で足のリンパマッサージを行うとより効果的に、冷えの対策となるでしょう。

もともと冷え性の人はストールやカーディガンを活用し、身体の冷えを防止する対策もおすすめです。もしくは、ショウガやナッツ類などの身体を温める食材を意識的に摂り、冷えを防止してください。

 

まとめ

乳腺とは、乳腺小葉、乳頭、乳管からできている器官です。バストの脂肪は乳腺を守る役割を担っているため、乳腺が発達することで多くの脂肪で守る必要が生じ、バストアップが図れます。

乳腺の発達には女性ホルモンのバランスが関係しているため、女性ホルモンバランスを整えることがバストアップには重要です。ホルモンの分泌が滞らないように良質な睡眠をとり、女性ホルモンの分泌バランスに働きかける食品を意識的に摂取するなどして、女性ホルモンのバランスを整えましょう。

バストアップサロンM.M.Mでは、バストに関するお悩みに対応しています。バストアップに興味がある方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。

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