1. 生理周期とバストの関係性
女性のバストは、女性ホルモンの影響を大きく受ける組織です。女性ホルモンの分泌量は生理周期に沿って変化するため、バストにも影響が生じて、「生理前は胸が張る」「サイズが変わる」などの実感につながります。
生理周期に沿ったバストの変化に強く関係する女性ホルモンは、子宮内膜を柔らかく・厚くして受精卵を受け入れやすい状態にする「プロゲステロン」です。プロゲステロンは子宮やバスト内部に水分を溜め込むように働きかける性質ももつため、生理前は身体がむくみ、胸の張りやサイズの変化を感じやすくなります。
以下では、生理周期によって起こる胸の張りを緩和させる方法を解説します。
1-1. 胸の張りを緩和させる方法
プロゲステロンの分泌は排卵後7日程度でピークを打ち、徐々に減少することが通常です。胸の張りやサイズの変化も通常は、プロゲステロンの分泌がピークを打ってから数日程度を頂点として治まります。
胸の張りが辛いときは、以下の方法により緩和を図ることが可能です。
- 味の濃い食べ物を控える
- 生活リズムを整える
- 過剰なカフェイン摂取を控える
- 締めつけの少ない下着を着用する
過剰な塩分を摂取すると身体がむくみ、胸の痛みが悪化する可能性もあるため、味の濃い食べ物は控えてください。睡眠不足も生理前の不快な症状を悪化させる原因ですので、生活リズムを整えましょう。
ワイヤーの入ったブラジャーで胸を締めつけることによっても、胸の痛みが悪化するケースがあります。胸の張りが気になるときはスポーツブラなど、楽に過ごせるタイプの下着を着用するのがおすすめです。
さまざまな対処法を試しても胸の痛みがひかず、痛みが強い場合は鎮痛剤を服用する方法もあります。胸の張りに使用できる鎮痛剤には複数の種類があるため、薬剤師に相談し、症状に合うものを服用しましょう。
2. 生理後に効率よくバストアップする方法
生理後は次の排卵期に向けて、乳腺の発達や皮下脂肪の増加を助けてくれる女性ホルモン「エストロゲン」が増加する、バストアップに適したタイミングです。
効率よくバストアップを図るには、以下の対策を試しましょう。
- 栄養バランスの良い食事を摂る
- 適度な運動で身体を動かす
- 十分に睡眠をとる
- （喫煙習慣がある人は）禁煙する
上記はすべて、ホルモンバランスを整えるのにおすすめの生活習慣です。ホルモンバランスが整うとホルモンが不足なく分泌され、バストアップが期待できます。
より積極的にバストアップを図るには、栄養バランスのよい食事をベースに、大豆イソフラボン・ボロンの含まれる食べ物を食べるとよいでしょう。大豆食品に含まれる「大豆イソフラボン」、キャベツ・アーモンドなどに含まれる「ボロン」はいずれもエストロゲンと似た働きをして、女性らしい身体作りを後押しします。
3. 生理後のバストアップマッサージの方法
生理後に効率よくバストアップを図るにはマッサージで血行を促進し、成果の出やすい状態を作る対策もおすすめです。バストアップマッサージの効果をより早く実感するには生理後のみではなく日頃から、毎日コツコツ実践しましょう。ただし、生理1日目・2日目はマッサージによって出血量が増えるケースもあるため、セルフケアを控えてください。
以下では、効率よくバストアップしたい人におすすめのマッサージ方法を具体的に解説します。
3-1. 簡単育乳マッサージ
バストの周囲には、乳腺の発達を後押しするツボ「天渓（てんけい）」があります。ツボを押し、乳腺の発達を後押ししましょう。
以下は、簡単にできる育乳マッサージです。
| （1） | 手をグーの形にして「天渓」（脇の下に手を当ててから指2本分背中側にずらした位置）に置く |
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| （2） | 指の第2関節部分を使い、上下にグリグリと20〜30回往復する |
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| （3） | 手を天渓に置いたまま、反対側の手をグーの形にして胸の丸みを丸みの上に当てる |
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| （4） | 胸の丸みの上を通るルート、中心を通るルート、下を通るルートを1セットとして20〜30回繰り返す |
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1と2は天渓に刺激を与える工程、3と4は背中の脂肪をバストに集める工程にあたります。マッサージの効果を高めるためにはいずれの工程でも手の動きをゆっくり、丁寧に行いましょう。
3-2. 美乳マッサージ
マッサージをする際は、水分補給をしてから行ってください。水分補給は体を冷やさないように、常温の水か白湯が最適です。
以下では、バストアップにつながる美乳マッサージを紹介します。
| （1） | 片手を反対側のバストの上に置き、外側から内側に向かって大きな円を描くように丸みに沿ってさする |
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| （2） | 左右の手の平をバストの上と下に置き、上の手は中央から脇・下の手は脇から中央に向かって、丸みに沿ってさする |
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| （3） | 両手の平の中央をくぼませ、バストを下から上へと持ち上げるようなイメージで優しく、交互にたたく |
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マッサージを行う前にデコルテラインや脇のリンパを流すと、効率よくバストアップの効果が期待できます。
4. 生理後のバストアップマッサージのポイント
バストアップマッサージの効果をより早く実感するには、いくつかのポイントを意識して行うことも大切です。たとえば、ひどく疲れているときや体調の優れないときにはマッサージを控え、身体を休めることを優先しましょう。皮膚に傷・湿疹などがある場合は、該当する部位を避ける配慮が必要です。
以下では、その他、バストアップマッサージを行う際のポイントを解説します。
4-1. クリームやオイルを使用する
バストアップマッサージを行う際は、摩擦刺激を軽減するためにボディケア用のクリームやオイルを使用します。可能であればハリや弾力アップを助ける成分・肌の明るさを引き出してくれる成分配合の専用クリームを使用すると、より魅力的なバストを目指せるでしょう。
バストアップ専門 メディカルサロンM.M.Mの「GlamourGlamour・Rich（グラマーグラマーリッチ）」には、魅力的なバストを後押しする成分が多数含まれています。もちろん、バストアップマッサージに使用して、バストケア効果とボリュームアップの両方を狙うことも可能です。
4-2. ツボを押す感覚で優しく行う
痛みを感じるほど強くバスト周辺を刺激すると、あざや内出血ができてしまう恐れがあります。強すぎる力で刺激すると痛みによって身体が緊張して、余計に血行が悪くなることがあるため注意が必要です。
バストへのリンパマッサージでは軽くさする程度の力でアプローチできるため、肌をいたわるように意識しつつ、優しい力で行いましょう。
4-3. お風呂上りにする
バストアップマッサージのタイミングに明確なルールはなく、好きな時間にマッサージをして構いません。しかし、より早く効果を実感するには全身が温まっているお風呂上がりに行いましょう。
お風呂上がりは手や指の汚れが落ちて、清潔な状態であることもメリットです。他のタイミングでバストアップマッサージを行う場合は手や指を洗い、清潔にしてから開始しましょう。寝る前のリラックスタイムのマッサージも効果が期待できます。
まとめ
女性は生理周期によって女性ホルモンの分泌量が変化し、生理後はエストロゲンが増加します。エストロゲンは乳腺の発達や皮下脂肪の増加を助ける女性ホルモンのため、生理後はバストアップに適したタイミングです。
生理後に効率よくバストアップを図るには、栄養バランスの良い食事を心掛け、適度に運動を行いましょう。十分に睡眠をとり、女性ホルモンのバランスを整えることが大事です。バストアップマッサージでも、バストアップの効果が期待できます。マッサージをする際は優しく、クリームやオイルを使用して行ってください。
バストアップ専門 メディカルサロンM.M.Mでは、バストに関するお悩みに対応しています。バストのサイズに不満がある方は、気軽にお問い合わせくださいませ。
