目次
1.アボカドにバストアップ効果はある?
アボカドがバストアップに効果的だと言われている理由は、胸を大きくするために必要な栄養素が豊富に含まれているためです。
アボカドは「森のバター」と言われるほど脂質を豊富に含んでおり、栄養価の高い食べ物です。脂質の他にもたんぱく質やビタミンが豊富で、たんぱく質やビタミンが女性ホルモンの分泌バランスに働きかけることで乳腺に活力を与えます。発達した乳腺を守るために脂肪がつくため、バストアップ効果が期待できます。
2.バストアップに効果的なアボカドの栄養素
アボカドは野菜と思われることが多い食品ですが、実は果物です。一般的な果物に含まれる栄養成分とアボカドの栄養成分を比較すると、どの項目においてもアボカドの栄養素の含有量が高いことが分かります。
可食部100g当たり | アボカド | リンゴ | バナナ | イチゴ | ブドウ |
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不飽和脂肪酸(g) | 11.81 | 0.06 | 0.06 | 0.06 | 0.02 |
ビタミンE(mg) | 3.3 | 0.4 | 0.5 | 0.4 | 0.4 |
カリウム(mg) | 590 | 120 | 360 | 170 | 220 |
食物繊維(g) | 5.6 | 1.9 | 1.1 | 1.4 | 0.9 |
葉酸(g) | 83 | 3 | 26 | 90 | 19 |
アボカドには他にも、たんぱく質や食物繊維、マグネシウムなども含んでおり、果物の中でも特に栄養に富んだ食べ物と言えます。
以下では、アボカドに含まれている栄養素の中でも、特にバストアップに効果的とされている栄養素を1つずつ紹介します。
2-1.ビタミンE
ビタミンEにはホルモンバランスを整え、エストロゲンという女性らしさを作るホルモンの分泌を整える働きを持っています。女性ホルモンの分泌が整えられると乳腺が発達し、乳腺を守るために脂肪がつくのでバストアップにつながります。
ホルモンバランスが整えば生理不順や生理前の辛い症状の改善や免疫力を高める効果も期待できるため、積極的に摂取したい栄養素の1つです。
2-2.脂質
アボカドには脂肪の構成要素である脂肪酸の1つ、不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。不飽和脂肪酸は体内で合成できないため、食材から摂取する必要がある必須脂肪酸です。
出典:厚生労働省 e-ヘルスネット[情報提供]「不飽和脂肪酸(ふほうわしぼうさん)」
アボカドには不飽和脂肪酸の中でも、オレイン酸やα-リノレン酸が多く含まれています。オレイン酸はコレステロール値を下げたり、便秘を解消したりする効果を持つ栄養素です。摂取することで腸内環境が整い、必要な栄養素を滞りなく届けてくれます。また快便で不要なものが体内にないと、美肌効果も期待できるでしょう。
アボカドの脂質はバストアップにつながる栄養素をバストにしっかりと運び、腸内環境を整えツヤのあるバストにするのに役立ちます。
2-3.グルタチオン
グルタチオンとはグルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸からできている化合物の1種です。
抗酸化作用や解毒作用があり、美容や健康への効果が期待できます。ストレスや飲酒、喫煙などで発生した活性酸素から体を守り、病気や老化を予防できます。美しいバストになるのに欠かせない、肌にハリとツヤを作り出すことにつながる栄養素です。
2-4.葉酸
葉酸は水溶性ビタミンB群の1つで、「造血のビタミン」と言われています。ビタミンB12とともに赤血球を作ったり、細胞増殖に必要なDNAなどの合成を促進したりする働きがあります。胎児の先天性異常の1つである神経管閉鎖症害のリスクを軽減するために、妊婦さんや妊活中の女性が積極的に摂るべき栄養素です。
出典:厚生労働省 e-ヘルスネット[情報提供]「葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果」
出典:公益財団法人 長寿科学振興財団 健康長寿ネット「葉酸の働きと1日の摂取量」
また、葉酸には赤血球の形成を助けるだけでなく、ホルモンバランスを整える働きもあります。女性らしさを引き出すエストロゲンの分泌のバランスが整うと、女性ならではの丸みを帯びた体型を作るため乳腺の発達にもつながります。美バストを作るのに欠かせない栄養素です。
3.【バストアップを目指す方向け】アボカドのおすすめの食べ方
栄養価が高くバストアップ成分が豊富なアボカドは、クセがなくクリーミーな食感なのでさまざまな料理に使えます。
食べ頃のアボカドの選び方のコツは「色」と「形」を確認することです。表皮がまんべんなく黒く、手に持ったときに柔らかい感触がするものを選びましょう。すぐに食べない場合は表皮が緑で硬いものを選び、常温で熟成させ食べごろになってから冷蔵庫で保管するのがおすすめです。
以下では、バストアップを目指す方向けのアボカドのおすすめの食べ方を紹介します。
3-1.油を使って調理する
アボカドにはビタミンEが含まれています。ビタミンEは油との相性がよく、衣をつけて油で揚げたり、焼いたりするとより効率的に栄養を摂取できます。
「アボカドの天ぷら」は天ぷらのサクサクとした食感とクリーミーな食感を味わえ、アボカドの食感や味を引き立たせてくれるのでおすすめです。
「アボカドのトースト」は、食パンにチーズとスライスしたアボカド、マヨネーズと黒胡椒をかけて焼くだけで、効率的にアボカドに含まれるビタミンEを摂取できます。簡単に用意できるので、朝食に適したメニューです。アボカドをペースト状にして、メープルシロップや蜂蜜をかけてパンに乗せても美味しく食べられます。
3-2.生のまま食べる
アボカドには、水溶性ビタミンであるビタミンB群やビタミンCが豊富に含まれています。しかし、ビタミンB郡やビタミンCは水に溶けやすく、アボカドを切った後に水にさらすと栄養素を損なう可能性があるので注意が必要です。生のままのシンプルな食べ方で水溶性ビタミンを逃さずに栄養素を摂取できます。
「アボカドのディップ」は、アボカドをすりつぶしてみじん切りにした玉ねぎやトマトと合わせ、マヨネーズやレモン汁、塩胡椒で味付けをします。クラッカーに乗せて食べると美味しい一品です。
「アボカドのスムージー」はアボカドと好きなフルーツに豆乳や蜂蜜、レモン汁を加えミキサーにかけるだけで簡単に用意ができるメニューです。アボカドはクセのない味なので、飲みやすいスムージーになります。
4.【バストアップを目指す方向け】アボカドのおすすめの食べ合わせ
アボカドは味にクセがないので、他の食品と組み合わせて調理しやすい食べ物です。アボカドと食べ合わせる食材はそれぞれ期待できる効果が違うため、自分の体の状態を把握して改善したい効果に合わせて材料を選びましょう。
以下では、バストアップ効果が期待できる食品と食べ合わせを4つ紹介します。
アボカド+大豆 |
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大豆に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンの構造と似ているため、同じような働きをします。また大豆は「畑の肉」と言われている高タンパク食材です。豆腐や納豆、豆乳、きな粉などと組み合わせて食べれば、バストアップ効果がより期待できます。 |
アボカド+鶏肉 |
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鶏肉は高タンパクでコラーゲンも含まれており、脂肪が少なく低カロリーで、ダイエット中の方におすすめしたい食べ物です。鶏肉に含まれるたんぱく質には、バストアップに必要な成長ホルモンに関わるアミノ酸が豊富に含まれています。 アボカドは脂質が多く高カロリーなため、食べすぎはよくありません。ササミや胸肉など低カロリーの部位と組み合わせ、栄養バランスを考えれば健康的に効率よくバストアップを狙えます。 |
アボカド+ヨーグルト・バナナ |
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ヨーグルトは乳酸菌が豊富に含まれている食品です。乳酸菌を摂ることで善玉菌が増加し、腸内環境を整えてくれるので便秘解消・予防につながります。またバナナは食物繊維やマグネシウムが含まれており、ヨーグルト同様に便秘解消の効果が期待できる食べ物です。 ヨーグルトやバナナで腸内環境が整うことで栄養素がしっかり吸収され、バストアップに必要な栄養素が身体に届きやすくなります。 |
アボカド+マグロ |
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マグロは、血行促進効果や冷え性改善の効果がある食べ物です。冷え性は血液とリンパの流れを悪くし、女性ホルモンが十分に分泌されなくなる可能性があります。女性ホルモンが十分に分泌されないとバストアップに影響を与えるため、体を冷やさないようにしましょう。アボカドとマグロはとても相性がいいので、丼やカルパッチョにして食べるのがおすすめです。 |
まとめ
アボカドには脂質やビタミンE、葉酸、グルタチオンといったバストアップをサポートする栄養素が豊富に含まれている食品です。
バストアップを目的にアボカドを食べる際は、ビタミンEが油と相性がよいため揚げたり焼いたりして調理をすると、効率よくビタミンEが摂取できます。栄養素をそのまま取り入れるために生で食べるのもよいでしょう。ただし、アボカドに含まれるビタミンCなどの水溶性ビタミンは水に溶けやすいため、水にさらさないように気を付けることが大事です。
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