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垂れ乳を改善するための徹底ガイド!原因から予防・改善方法まで解説

2025/05/27バストの形

垂れ乳を改善するための徹底ガイド!原因から予防・改善方法まで解説

「胸が垂れてきたかも…」と感じたことはありませんか?年齢や生活習慣、体型の変化によって、垂れ乳の悩みは誰にでも訪れるものです。しかし、あきらめる必要はありません。日々のちょっとしたケアや習慣を見直すことで、垂れ乳を予防し、改善することが可能です。本記事では、垂れ乳の原因や予防・改善のポイントをわかりやすく解説します。すぐに取り入れられる実践的な方法も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

1.垂れ乳とはどんな状態のこと?

垂れ乳とは、胸の位置が下がり、バスト全体のハリやボリュームが失われた状態を指します。主に乳房の脂肪や皮膚が重力に負けて下垂し、デコルテ部分が平坦になり、バストの頂点が下がってしまうことが特徴です。これは、年齢や生活習慣、妊娠や授乳といったライフステージの変化など、さまざまな要因によって引き起こされます。

具体的には、乳房の脂肪と乳腺組織を支えているクーパー靭帯が伸びたり、皮膚の弾力が低下したりすることが主な原因です。これらの変化により、バストが本来の位置よりも下に移動してしまうため、見た目にも垂れた印象を与えてしまいます。

さらに、垂れ乳の程度を評価するために用いられるのが「Regnault分類」です。この分類では、乳頭の位置に基づいて垂れ乳の進行度を3つのステージに分けています。

  • 第1度(軽度): 乳頭がバストの底辺(乳房下縁)とほぼ同じ高さに位置している状態。
  • 第2度(中等度): 乳頭が乳房下縁よりも下に位置しているが、まだ乳房の全体が大きく下垂していない状態。
  • 第3度(重度): 乳頭が乳房の最も下の部分にまで下がり、バスト全体が著しく垂れた状態。

一方で、理想的なバストの状態とはどのようなものでしょうか?理想のバストは、デコルテ部分がふっくらと丸みを帯び、バストの頂点(乳頭)がバスト全体の中央より少し上に位置している状態です。バストの輪郭が滑らかで、ハリと弾力があり、全体的に上向きであることが理想とされています。また、左右のバストが均等で、胸郭に対してバランスの取れた形状も理想的です。

このようなバストの状態を維持するためには、日々のケアや適切なブラジャーの着用が重要です。特にクーパー靭帯のサポートと、皮膚のハリを保つためのケアが大切です。

2.垂れ乳になってしまう原因は?

垂れ乳の原因は、さまざまな要因が重なって引き起こされます。ここでは、その主な原因について詳しく説明します。

2-1.加齢による影響

加齢は垂れ乳の最も一般的な原因の一つです。
年齢を重ねるにつれて、体内のコラーゲンやエラスチンといった皮膚の弾力を保つ成分が減少し、肌のハリが失われていきます。
この結果、皮膚がたるみやすくなり、バスト全体の形状が崩れやすくなります。
さらに、乳房を支えるクーパー靭帯も加齢によって徐々に弱くなり、バストが下垂しやすくなります。
クーパー靭帯は、乳房の脂肪と乳腺を支える線維組織ですが、一度伸びてしまうと元に戻ることはありません。
これが加齢に伴う垂れ乳の進行を加速させる要因となります。

2-2.妊娠・授乳

妊娠や授乳は、バストの形状に大きな影響を与えます。
妊娠中や授乳期には、ホルモンの影響で乳腺が発達し、バストが大きくなりますが、授乳が終わると乳腺が萎縮し、バストのボリュームが急激に減少します。
この急な変化はクーパー靭帯に大きな負担をかけ、伸びてしまうことがあります。
伸びたクーパー靭帯は元に戻ることがなく、その結果、バストが下垂しやすくなります。

2-3.生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れも垂れ乳の原因となりますが、特に以下の要素が重要です。

  • 不適切な食生活:栄養バランスの取れていない食事や極端なダイエットは、肌の健康に悪影響を与え、ハリを失わせる原因となります。特に、女性ホルモンのバランスが崩れることで、バストの形状にも悪影響を及ぼすことがあります。
  • 運動不足:運動不足は、垂れ乳を引き起こす要因の一つです。運動が不足すると血行が悪くなり、皮膚の新陳代謝が低下します。これにより、皮膚のハリや弾力が失われ、バストが垂れやすくなります。
  • 筋力低下:胸周りの筋肉、特に大胸筋の筋力低下は、バストを支える力を弱め、垂れ乳の原因となります。大胸筋が衰えることで、バスト全体が支えられなくなり、重力に引かれて下垂してしまいます。

2-4.ノーブラで過ごす時間が長い

日常的にブラジャーを着用しないこと、特にバストをしっかりと支えるブラジャーを着用しないで過ごすと、クーパー靭帯に余計な負担がかかりやすくなります。
特に、運動や日常の動作でバストが揺れるたびに、クーパー靭帯が引っ張られ、徐々に伸びてしまう可能性があります。これが垂れ乳の原因となるため、日常的にバストをしっかりとサポートすることが大切です。

2-5.姿勢の悪さ

悪い姿勢も垂れ乳の原因となります。猫背や肩が前に出る姿勢を続けると、バストが前に押し出され、下垂しやすくなります。
また、姿勢の悪さは胸周りの筋肉を弱める原因にもなり、バストを支える力が不足してしまいます。姿勢を改善することで、バストの形状を保つ助けになります。

2-6.皮膚の弾力低下

皮膚の弾力が低下すると、バストの支えが失われ、垂れやすくなります。
これは、コラーゲンやエラスチンの減少によるものです。肌の弾力が失われると、皮膚がたるみやすくなり、バスト全体が下垂してしまいます。
特に、日焼けや乾燥、加齢などが皮膚の弾力低下を加速させる要因となります。

2-7.クーパー靱帯の損傷

クーパー靭帯は、乳房を支える重要な線維組織ですが、これが損傷するとバストは垂れやすくなります。
損傷の原因は、激しい運動や日常的な揺れ、加齢などが考えられます。損傷を受けたクーパー靭帯は、元に戻ることがなく、バストの形状を維持する力が弱まります。
そのため、日頃からクーパー靭帯を守るためのケアが重要です。

2-8.不適切なブラジャーの着用

ブラジャーの着用方法や選び方も、垂れ乳に大きく影響します。
サイズの合っていないブラジャーやサポート力が不十分なブラジャーを使用すると、バストを十分に支えることができません。
また、正しい着け方ができていない場合も、バストの形を悪くし、垂れやすくなる原因となります。
ブラジャーはバストの形状を維持するための重要なアイテムであり、適切なサイズ選びと正しい着用方法が求められます。

2-9.急激な体重の変動

急激な体重の増減もバストに悪影響を与える要因です。
特に急激なダイエットや体重増加は、皮膚が伸縮を繰り返すために、皮膚がたるみやすくなり、バストが垂れやすくなります。
また、体重減少に伴ってバストの脂肪が減ると、バストのボリュームが失われ、垂れ乳を引き起こしやすくなります。

3.日頃から実践したい垂れ乳の予防方法

垂れ乳を予防するためには、日々の生活の中でできるケアや習慣が重要です。以下に、垂れ乳を防ぐために実践すべき方法を紹介します。

3-1.正しい姿勢を保つ

日常生活での姿勢は、バストの形状に大きな影響を与えます。
常に背筋を伸ばし、肩を引き、胸を張る姿勢を心がけましょう。猫背や肩が前に出る姿勢を続けると、バストが下に引っ張られやすくなり、垂れ乳の原因となります。
姿勢を意識することで、バストの位置を自然に高く保つことができます。

3-2.適切なブラジャーを着用する

バストをしっかりとサポートするために、自分のバストに合ったサイズのブラジャーを選びましょう。適切なブラジャーは、バストの形を整え、クーパー靭帯への負担を軽減する効果があります。以下に、日常生活で役立つブラジャーの種類を紹介します。

  • マタニティブラ:妊娠中や授乳期には、マタニティブラを着用することが推奨されます。マタニティブラは、バストが大きくなる時期に対応しながら、適切なサポートを提供するように設計されています。これにより、クーパー靭帯に余計な負担がかからず、垂れ乳の予防につながります。
  • 育乳ブラ:育乳ブラは、バストの形を整えながらボリュームアップをサポートするためにデザインされています。日常的に育乳ブラを着用することで、バストを美しい形に保ちながら、垂れ乳を防ぐことができます。
  • ナイトブラ:ナイトブラは、夜間のバストケアに特化したブラジャーです。寝ている間にバストが横に流れたり、無防備に動いたりすることを防ぎ、クーパー靭帯への負担を軽減します。これにより、寝ている間もバストをしっかりとサポートし、垂れ乳を予防する効果があります。

3-3.皮膚の保湿とUVケア

肌のハリを保つためには、日々の保湿ケアが欠かせません。
特にバスト周りやデコルテ部分の皮膚はデリケートですので、保湿クリームやオイルを使って乾燥を防ぎましょう。
また、紫外線は皮膚の弾力を低下させる原因となりますので、外出時にはバスト周りやデコルテにも日焼け止めを塗ることが大切です。
これにより、皮膚のたるみを防ぎ、垂れ乳を予防することができます。

3-4.バランスの取れた食生活

バストの健康を保つためには、栄養バランスの取れた食生活が必要です。
特に、コラーゲンやエラスチンを増やすビタミンC、肌の代謝を促すビタミンE、そして女性ホルモンのバランスを整える大豆イソフラボンを含む食品を積極的に摂取しましょう。
これにより、バストの弾力を保ち、垂れ乳を予防することができます。

3-5.睡眠と姿勢に注意する

良質な睡眠は、体全体の健康を保つために重要ですが、バストの健康にも大きく影響します。
十分な睡眠は、体の修復と再生を促進し、肌の弾力を維持するためにも必要です。睡眠不足や不規則な睡眠は、ホルモンバランスの乱れを引き起こし、バストの形状にも悪影響を与える可能性があります。

また、睡眠時の姿勢にも注意が必要です。特にうつぶせ寝は、バストに過度な圧力がかかり、バストの形が崩れる原因となるため避けるようにしましょう。仰向けや横向きで寝ることが推奨されます。これにより、バストにかかる負担を最小限に抑え、垂れ乳を予防することができます。

3-6.バストを激しく揺らさない・動かさない

日常生活や運動時に、バストが激しく揺れたり、無理に動かされたりすることは、クーパー靭帯を傷つける原因となります。
特に運動時には、バストをしっかりとサポートするスポーツブラを着用し、バストが揺れるのを最小限に抑えることが重要です。
クーパー靭帯の損傷は元に戻らないため、日常的にバストを守る習慣を心がけることが大切です。

4.すぐに実践できる垂れ乳の改善方法

垂れ乳が気になり始めたら、すぐに取り入れられる改善方法を試してみましょう。ここでは、大胸筋を鍛えるエクササイズとバストマッサージについて詳しく説明します。

4-1.大胸筋を鍛えるエクササイズ

大胸筋は、バストを支える主要な筋肉であり、この筋肉を鍛えることでバストの形状を改善することができます。
垂れ乳の原因の一つは、胸周りの筋肉が弱くなり、バスト全体を支える力が不足することです。
大胸筋を強化することで、バストを持ち上げる力が増し、結果的にバストが上向きに整い、垂れ乳が目立ちにくくなります。

以下に、機械を使わずにできる簡単な大胸筋エクササイズを紹介します。

■壁プッシュアップ(壁押し腕立て)

  • (1)壁の前に立ち、足を肩幅まで開きます。
  • (2)手のひらを肩幅より少し広めに開いて壁に当て、腕を伸ばします。
  • (3)肘を曲げながらゆっくりと体を壁に近づけ、再び腕を伸ばして元の位置に戻ります。
  • (4)これを10~15回繰り返します。慣れてきたら、セット数を増やすか、壁からの距離を少しずつ遠ざけて負荷を調整しましょう。

■ハンドプレス(合掌のポーズ)

  • (1)胸の前で手のひらを合わせ、肘を肩の高さまで持ち上げます。
  • (2)両手を互いに押し合いながら、約5秒間力を入れ続けます。
  • (3)力を抜いて、再び押し合います。これを10回繰り返します。
  • (4)慣れてきたらセット数を増やすと良いでしょう。このエクササイズは、簡単にどこでも行えるため、時間を見つけて行うことができます。

これらのエクササイズを毎日続けることで、バストを支える筋肉を強化し、垂れ乳を改善する効果が期待できます。

4-2.バストマッサージで血行を促進する

バストのマッサージは、血行を促進し、肌のハリを取り戻すのに役立ちます。
正しい手順でマッサージを行うことで、リンパの流れを良くし、老廃物の排出を促進します。
これにより、バストのハリを取り戻し、垂れ乳を改善する効果が期待できます。

以下に、バストマッサージの手順を説明します。

1.準備

入浴中や入浴後など、体が温まっているときに行うのが理想的です。
保湿クリームやオイルを手に取り、バスト全体になじませます。

2.バスト全体のマッサージ

片手をバストの下に置き、もう片方の手でバストの外側から内側に向かって円を描くようにマッサージします。
優しく圧をかけながら、片方のバストを3分間ほどマッサージし、反対側も同じように行います。

3.リンパマッサージ

脇の下にあるリンパ節に向かって、バストの外側から内側に向けて、指先で軽く押し流すようにマッサージします。
リンパの流れを促進し、老廃物を排出しやすくする効果があります。

4.バストトップを中心としたマッサージ

バストトップを中心にして、手のひらで円を描くように優しくマッサージします。
これにより、バスト全体の血行が良くなり、肌のハリが向上します。

5.仕上げ

最後に、両手でバスト全体を軽く持ち上げるように押し上げ、数秒間そのままの状態を保ちます。
これを数回繰り返すことで、バストの形状を整え、マッサージの効果を高めます。

このマッサージを毎日のケアに取り入れることで、バストのハリと弾力を取り戻し、垂れ乳の改善に役立てることができます。

5.セルフケア以外に出来る対策

セルフケアだけでは十分な効果が得られない場合や、より早く確実に垂れ乳を改善したいと考える方には、美容クリニックでの施術やバストアップサロンでのケアを検討することも一つの方法です。
特に、針やメスを使うことに抵抗がある方には、サロンでのナチュラルなアプローチが薦められる選択肢です。

5-1.美容クリニックでの施術

美容クリニックでは、垂れ乳を改善するためのさまざまな施術が提供されています。以下の施術は、特に垂れ乳の改善に効果的とされています。

脂肪注入

自分の体から採取した脂肪をバストに注入することで、自然な形でバストのボリュームを増やす方法です。
脂肪注入は、身体に馴染みやすく、アレルギー反応のリスクが低いのが特徴ですが、注入した脂肪が定着しなかったり、吸収されてしまうリスクもあります。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸をバストに注入することで、短期間でバストアップ効果を得られる方法です。
施術後すぐに効果を感じられるのがメリットですが、ヒアルロン酸は時間とともに体内に吸収されるため、効果が徐々に薄れていくことがあります。
また、ヒアルロン酸がしこりを形成するリスクもあります。

ボディリフトSD

ボディリフトSDは、特殊な糸を使用してバストを引き上げる施術です。
皮膚を切開することなくバストを持ち上げることができ、ダウンタイムも比較的短いのが特徴です。
しかし、糸が体内で溶けるまでの間、違和感を感じることがあるほか、糸が切れるリスクもあります。

下垂乳形成(バストリフト手術)

下垂乳形成は、バストの皮膚を切除し、乳房全体を持ち上げる手術です。
バストの形状を根本的に改善することができ、長期的な効果が期待できます。
ただし、手術にはリスクが伴い、傷跡が残る可能性や、術後のダウンタイムが必要になる点を考慮する必要があります。

これらの施術を選ぶ際は、自分の希望や体の状態に合った方法を専門医と十分に相談し、リスクや効果について理解した上で決断することが重要です。

5-2.バストアップサロンでのケア

針やメスを使うことに抵抗がある方や、ナチュラルなアプローチを希望する方には、バストアップ専門サロンでのケアがおすすめです。
これらのサロンでは、垂れ乳の改善だけでなく、バスト全体の形を整えるためのケアが提供されています。

バストアップサロンM.M.Mでは、痛みや副作用のない施術を提供しており、「形崩れ改善コース」が垂れ乳の改善に効果的です。
このコースでは、内部組織の萎縮やクーパー靭帯のダメージ、細胞新生力の低下、弾力線維の減少といった垂れ乳の原因にアプローチし、若々しく形の良いバストを取り戻すことができます。

M.M.Mでは、この「形崩れ改善コース」をはじめとして、様々なバストケアコースが用意されており、ナチュラルなバストアップや形状改善を目指す方に幅広く対応しています。
ホルモンリズムに着目した内側からの根本ケアと、最新の育乳マシーンを用いた外側からのボリュームケアを組み合わせたWアプローチにより、自然で持続的な効果が期待できます。
初めての方には体験コースもあります。興味のある方は、ぜひお問合せください。

まとめ

垂れ乳は、年齢や生活習慣、体の変化によって誰にでも起こり得る悩みですが、適切な予防方法や改善方法を取り入れることで、その影響を最小限に抑えることができます。また、大胸筋を鍛えるエクササイズやバストマッサージなどのセルフケアを継続することで、バストの形状を整え、垂れ乳の進行を防ぐことができます。

より早く確実に改善したいと考える方には、美容クリニックでの施術やバストアップ専門サロンでのケアが有効です。

自分に合ったケア方法を見つけ、継続的に実践することが重要です。バストの健康を保ちながら、自信を持って過ごせる毎日を目指して、適切なケアを取り入れていきましょう。

バストアップサロンM.M.Mでは、バストにお悩みの方に合わせたバストアップコースをご用意しています。小さめのバストでお悩みの方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。

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