1.骨格タイプ別に違う!胸の形と特徴の傾向とは
バストの形や大きさに関する悩みは人それぞれですが、実はその多くが骨格の違いに由来しています。生まれ持った骨格によって、脂肪のつき方や筋肉のつきやすさ、バストの位置や形まで変わってくるため、自分の骨格タイプを正しく理解することが、理想のバストづくりの第一歩です。
ここでは、日本人女性に多いとされる3つの骨格タイプ【ストレート・ウェーブ・ナチュラル】ごとに、胸の特徴を詳しく解説していきます。
1-1.骨格ストレートタイプ|立体的でメリハリのあるバスト
<体型の特徴>
骨格ストレートタイプは、上半身に厚みがあり、筋肉質で張りのある体つきをしています。首が短めで、鎖骨はあまり目立たず、胸元に自然とボリュームが出やすい傾向があります。
<バストの特徴>
- バスト位置が高く、しっかりとした丸みがある
- 胸板が厚く、ハリのある美乳に見えやすい
- 谷間ができやすく、正面から見ても立体感がある
- 肌に弾力があり、加齢による下垂が比較的遅い傾向
<悩みや注意点>
ストレートタイプはバストの存在感がある反面、厚みが強調されて「着太り」して見えることもあります。また、バストの下に脂肪が集まりやすく、合わないブラジャーをつけるとボリュームが崩れ、ラインがぼやける可能性も。補整力が高く、形をキープしてくれる下着選びが重要です。
1-2.骨格ウェーブタイプ|柔らかく女性らしい印象のバスト
<体型の特徴>
ウェーブタイプは、上半身が華奢で、脂肪がつきやすい反面、筋肉がつきにくい傾向にあります。鎖骨や首がスッと長く、全体的に繊細な印象。バストまわりの脂肪も柔らかく、重力に逆らいにくいのが特徴です。
<バストの特徴>
- バスト位置がやや低く、重心が下がりやすい
- 柔らかい脂肪で、横や下に流れやすい
- デコルテにボリュームがなく、胸が小さく見えやすい
- 下垂・離れ乳などの悩みを感じやすい
<悩みや注意点>
見た目以上に脂肪量はあるため、正しく支えられていないとバストの形が崩れやすく、年齢とともに老け見えしやすい傾向にあります。補整ブラやナイトブラで「流れないように整える」ことが第一歩。また、胸を支える筋肉を鍛える簡単なエクササイズやマッサージも効果的です。
1-3.骨格ナチュラルタイプ|骨格がしっかりしていてバストが広がりやすい
<体型の特徴>
ナチュラルタイプは骨や関節が大きく、肩幅がしっかりしているなど「フレームの強さ」が特徴です。体つきは中性的で、筋肉と脂肪がバランスよくついています。モデルのような雰囲気を持つ方が多く、服によって印象がガラッと変わるタイプでもあります。
<バストの特徴>
- 胸が外側に広がりやすく、立体感が出にくい
- 実際のバストサイズよりも小さく見えやすい
- デコルテがフラットで、厚みが出にくい
- バストの丸みや柔らかさが目立ちにくく、ややハードな印象に
<悩みや注意点>
ナチュラルタイプのバストは、“削げて見える”“ハリがない”といった見た目の悩みにつながることも多いです。骨格がしっかりしている分、ボリュームのあるデザインの下着や、ふんわりと丸みを出すケアを取り入れることで、より女性らしいラインを引き出すことができます。
2.自分の骨格がわかる!簡単セルフ診断のやり方
簡易セルフチェックリスト
1. 首の長さと太さ
□ 首が短めで太い → ストレートタイプの可能性
□ 首が長めで細い → ウェーブタイプの可能性
□ 首の長さは普通で筋が目立つ → ナチュラルタイプの可能性
2. 鎖骨の状態
□ 鎖骨があまり目立たない → ストレートタイプの可能性
□ 鎖骨が細く、くっきりと見える → ウェーブタイプの可能性
□ 鎖骨が太く、大きく見える → ナチュラルタイプの可能性
3. 肩の形状
□ 肩が丸く、なだらか → ストレートタイプの可能性
□ 肩がなだらかで華奢 → ウェーブタイプの可能性
□ 肩がしっかりしていて骨感がある → ナチュラルタイプの可能性
4. 胸の厚み
□ 胸板に厚みがあり、バストが立体的 → ストレートタイプの可能性
□ 胸板が薄く、バストが柔らかい → ウェーブタイプの可能性
□ 胸板は普通で、骨感がある → ナチュラルタイプの可能性
5. 手首の形状
□ 手首が細く、丸みがある → ストレートタイプの可能性
□ 手首が平べったく、骨が目立つ → ウェーブタイプの可能性
□ 手首が大きく、骨がしっかりしている → ナチュラルタイプの可能性
6. 腰の位置
□ 腰の位置が高く、ウエストとヒップの差が少ない → ストレートタイプの可能性
□ 腰の位置が低く、ウエストとヒップの差が大きい → ウェーブタイプの可能性
□ 腰の位置は普通で、骨盤がしっかりしている → ナチュラルタイプの可能性
7. 膝の大きさ
□ 膝が小さく、目立たない → ストレートタイプの可能性
□ 膝が丸く、やや目立つ → ウェーブタイプの可能性
□ 膝が大きく、骨感がある → ナチュラルタイプの可能性
上記のチェック項目で、最も多く当てはまるタイプが、あなたの骨格タイプの可能性が高いです。ただし、自己診断では判断が難しい場合もありますので、より正確な診断を希望される方は、プロの診断を受けることをおすすめします。
3. 骨格に合った胸の形づくりに!タイプ別バストアップセルフケア法
骨格タイプによってバストのつき方や見え方は異なりますが、正しいセルフケアを行うことで、どのタイプでも理想に近い美しいバストラインを目指すことができます。
ここでは、「骨格ストレート」「骨格ウェーブ」「骨格ナチュラル」それぞれに合った具体的なバストアップセルフケア方法をご紹介します。
3-1.骨格ストレートタイプ|筋肉を活かして美しいラインを強調
<このタイプの特徴>
上半身に厚みがあり、バストが自然と立体的になりやすい反面、脂肪が下に落ちやすいため「下垂」や「たるみ」が目立ちやすい傾向があります。ハリのある筋肉を維持しながら、正しい姿勢を保つことで美しさをキープできます。
<おすすめのセルフケア>
- 大胸筋トレーニング(週2〜3回)
- デコルテ&脇のリンパ流しマッサージ(毎日1分)
- 猫背を防ぐ姿勢改善ストレッチ
例:壁腕立て伏せ、合掌ポーズ(胸の前で両手を押し合う)など
→ バストの土台となる筋肉を鍛え、バストを内側から持ち上げる効果が期待できます。
→ リンパの滞りを防ぎ、老廃物の排出を促すことで、バストのハリと明るさをキープ。
→ 背中を丸める姿勢はバストの下垂を進行させる原因に。肩甲骨を寄せるストレッチや、椅子に深く腰掛けて骨盤を立てる意識も有効。
3-2.骨格ウェーブタイプ|脂肪を集めてボリュームアップ
<このタイプの特徴>
全体的に華奢で柔らかい印象の体型。バストに脂肪はついていても、重力に逆らえず下垂しやすく、ボリュームが外に流れてしまいやすいのが特徴です。
<おすすめのセルフケア>
- ナイトブラ着用(毎晩)
- 脇〜バスト中央へのマッサージ(入浴後3分)
- バストケア用美容液やクリームの塗布(朝晩)
- 体重の急変動を避ける
→ 睡眠中のバスト流れを防ぐことで、形をキープ。ホールド感がありつつもリラックスできる素材を選びましょう。
→ バスト周辺の脂肪を流すように集めるイメージで。下から上、外側から内側に向かって優しく撫で上げましょう。
→ コラーゲンやエラスチン配合のアイテムがおすすめ。乾燥を防ぎながらハリ感アップを狙えます。
→ 急激なダイエットやリバウンドは、脂肪が減少→皮膚がたるみ→バストの形が崩れる原因に。緩やかな体重管理を。
3-3.骨格ナチュラルタイプ|立体感を出すケアがカギ
<このタイプの特徴>
骨格がしっかりしており、直線的な体型が多い傾向。バストが横に広がりがちで、立体的に見せるのが難しいタイプです。フレームの存在感に負けない、ふっくらとしたバストを演出するのがポイント。
<おすすめのセルフケア>
- 肩甲骨ほぐしストレッチ(1日5分)
- 脇下からバストへ脂肪移動マッサージ(毎晩)
- 立体感の出るブラ選び
- 食事でハリ感をサポート
例:背中で肘をつかむポーズや、バスタオルを肩甲骨の間に挟んで寝る
→ 巻き肩を解消し、バストの位置を高く見せる効果あり。
→ 肩や背中についた脂肪を、バストのカップ内に集めるように。毎日少しずつ続けるのがコツ。
→ パッド入り・サイドボーン付き・3/4カップのブラが、ナチュラルタイプの骨格にボリュームと丸みをプラスしてくれます。
→ ボロン(キャベツ・アーモンド)、タンパク質(鶏むね肉・大豆)、ビタミンE(アボカド・ナッツ類)などの摂取を意識しましょう。
4. 骨格に関するよくある質問
骨格は、ファッションやスタイル、体型の印象を大きく左右する要素です。しかし、「骨格」という言葉だけでは具体的なイメージが湧きにくい方も多いかもしれません。
ここでは、骨格に関してよく寄せられる疑問に対し、分かりやすくお答えします。
4-1.Q1. 骨格は変わることがある?遺伝との関係は?
A. 基本的に、骨格は一生変わらない生まれ持った体の構造です。
加齢や体重の増減によって見た目の体型は変わりますが、骨の大きさや形といった骨格そのものが変化することはありません。
また、骨格には遺伝の影響もあります。両親や兄弟姉妹と似た体型になることは多いですが、必ずしも一致するわけではなく、生活習慣や筋肉のつき方でも見え方に違いが出ることがあります。
4-2.Q2. 骨格によって似合う服やアクセサリーは変わりますか?
A. はい、骨格タイプによって「似合う」スタイルの傾向は異なります。
たとえば、ストレートタイプはシンプルなIラインの服が映え、ウェーブタイプはふんわり柔らかい素材との相性が良く、ナチュラルタイプはラフでゆるっとしたシルエットが得意です。
アクセサリーも、骨格に合わせて大きさや形状を選ぶと、より洗練された印象に仕上がります。
4-3.Q3. 骨格タイプによって太りやすい部位は違いますか?
A. はい、それぞれの骨格タイプには脂肪がつきやすい部位に傾向があります。
ストレートタイプは胴体に厚みが出やすく、特に胸まわりやお腹まわりが太りやすい傾向があります。
ウェーブタイプは下半身に脂肪がつきやすく、ヒップや太ももにボリュームが出がちです。
ナチュラルタイプは全体的に均等につく傾向があり、筋肉や骨のフレームでがっしり見えることも。
4-4.Q4. 骨格タイプ別におすすめのダイエット方法はありますか?
A. 骨格に合ったダイエットを選ぶと、効率的に引き締めることができます。
ストレートタイプは筋肉がつきやすいため、筋トレと有酸素運動の組み合わせが効果的。
ウェーブタイプは脂肪が落ちにくい部分があるため、有酸素運動とバランスの良い食事を中心に。
ナチュラルタイプは体に負担がかかりにくいストレッチや体幹トレーニングを継続的に行うことで、自然なシェイプアップが可能です。
4-5.Q5. 骨格によって似合う髪型も変わりますか?
A. 変わります。骨格によって顔や首、肩の見え方が違うため、似合う髪型の傾向も異なります。
ストレートタイプには、シャープな印象を活かすストレートヘアやコンパクトなボブが◎。
ウェーブタイプは、顔まわりを柔らかく包むカールスタイルやレイヤーが映えます。
ナチュラルタイプは、ラフに動きのあるスタイルやボリュームのあるアップヘアが得意です。
まとめ
バストの見た目や美しさを左右する要素には、脂肪量や筋肉だけでなく、「骨格」という土台が大きく関わっています。
同じようにバストアップを目指しても、結果に差が出るのは骨格による違いがあるからこそ。まずは自分の骨格タイプを理解し、それに合わせたケアやアプローチを行うことが、理想的なバストラインへの近道です。
セルフケアを続けていても思うような変化を感じられない場合は、骨格タイプを考慮したプロの施術を受けるのも有効な手段です。無理のない方法で、あなた本来の魅力を引き出す美しいバストを手に入れてください。
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