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骨格ナチュラルで胸がないと感じる女性必見!改善のためのバストアップ術完全ガイド

2025/09/30バストの形

骨格診断のタイプの中でも「骨格ナチュラル」は、モデル体型のようにスタイリッシュに見える一方で、「胸がない」「バストが目立ちにくい」と悩む人が多い特徴があります。特に服を着たときに上半身がフラットに見えやすく、華やかさや女性らしさを演出しづらいと感じる方も少なくありません。

しかし、これは「本当に胸が小さい」というよりも、骨格の特徴や見え方の影響によるものが大きいのです。自分の骨格を理解し、体型を活かす工夫を取り入れれば、ナチュラルタイプでもバストを美しく見せることは十分に可能です。

この記事では、骨格ナチュラルの特徴や診断方法から、胸がないと感じる理由、体型を活かしたファッション術、さらにバストをきれいに見せる実践ケアまで幅広く解説します。「骨格ナチュラルだから胸がない」と諦める前に、正しい知識と工夫で自分らしい魅力を引き出してみましょう。

1. 骨格ナチュラルとは?

1-1. 骨格診断の基本と3タイプの違い

骨格診断とは、人それぞれが持つ骨格のフレーム・筋肉や脂肪のつき方・関節の目立ち方などの「体の構造的特徴」から、似合う服やスタイルを導き出す理論です。ファッション誌やスタイリストの間で広まり、いまでは自己分析の定番方法のひとつになっています。

骨格診断は主に以下の3タイプに分類されます。

  • ストレートタイプ
    肉感や厚みを感じやすく、バストや腰の位置が高め。シンプルで直線的な服が映え、立体感のある体型。
  • ウェーブタイプ
    華奢で柔らかい印象。下半身に重心が集まりやすく、薄手でフィット感のある服やフェミニンなスタイルが似合う。
  • ナチュラルタイプ
    骨や関節が目立ち、フレーム感が強い。ラフでカジュアルな服が自然に馴染み、リラックス感のあるシルエットが得意。

この診断は体重や年齢による変化よりも「骨格そのもの」に基づいているため、長期的に活かせるというメリットがあります。自分の骨格タイプを知ることで、「なぜか似合わない服」を避け、「体型をきれいに見せる服」を選びやすくなります。

要点

  • 骨格診断は、体の骨格や質感をもとに似合う服を導き出す方法
  • 分類は「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3タイプ
  • 骨格は一生変わらないため、診断結果は長期的に役立つ

1-2. 骨格ナチュラルの特徴

骨格ナチュラルは、3タイプの中でも「骨感やフレーム感が際立つ」のが最大の特徴です。スタイル全体に直線的な要素が多く、華やかさよりも自然体・カジュアルな雰囲気をまとう人が多いとされます。

主な特徴を詳しく挙げると以下の通りです。

  • 鎖骨や肩の骨が目立つ
    デコルテラインがシャープに見えやすく、胸元に厚みが少なく感じられることがある。
  • 関節や骨ばりがはっきりしている
    膝や肘などの関節が目立ちやすく、手足の指や手首も骨感がある。
  • 手足が長くスタイリッシュに見える
    全体的にスラっとした体型に見えるため、モデル体型と言われることも多い。
  • 体のラインがフラットで直線的
    ウェーブタイプのような曲線美や丸みが少なく、フラットな印象になりやすい。
  • 肌の質感はドライまたはマット寄り
    ツヤ感よりも落ち着いた質感を持つ人が多い。

こうした特徴から、骨格ナチュラルの人はゆったりとしたサイズ感の服・ナチュラルな素材・ラフなシルエットが特に似合いやすいとされています。逆に、体にぴったりと沿う服や曲線を強調する服は、骨感が際立ちすぎて違和感を覚えることもあります。

また、骨格ナチュラルの方は「バストが小さい」というよりも、鎖骨や肩幅が強調されることで胸の存在感が相対的に目立たなくなる傾向があります。これが「胸がない」と感じやすい大きな理由のひとつです。

要点

  • 骨感・関節の目立ちやすさが大きな特徴
  • 手足が長く直線的なシルエットに見える
  • デコルテに厚みが少なく、胸が目立ちにくいと感じるケースがある
  • ラフ・カジュアルな服が似合いやすい

 

参考・出典

 

2. 骨格ナチュラルの診断方法(簡易チェック)

骨格ナチュラルかどうかを見極めるには、専門のスタイリストや診断士に依頼するのが正確ですが、日常的にできる簡単なセルフチェック方法もあります。ここでは、自宅で確認できるポイントと、プロ診断との違いについて解説します。

2-1. 自宅でできるセルフ診断のポイント

自分の骨格タイプを調べたいとき、まずは鏡の前で体の骨感や関節の目立ち方を観察するのが基本です。骨格ナチュラルの特徴が出やすい部位を押さえておくと、自己判断の助けになります。

以下のチェック項目にいくつか当てはまれば、骨格ナチュラルの可能性が高いと考えられます。

チェック項目 骨格ナチュラルに当てはまる傾向 解説のヒント
鎖骨・肩骨の見え方 鎖骨や肩の骨がはっきり見える デコルテに厚みが少なく、骨感が際立つ
関節・骨ばり 膝の皿・肘・手首など関節が目立つ 指や手首の節部分もゴツゴツしやすい
手足の比率・大きさ 手足が長め、骨格がしっかりしている 指先や足首に骨感が出やすい
肩幅・上半身 肩幅が広めで直線的 華奢さよりもフレーム感が強い
服の素材との相性 麻やコットン、デニムなどナチュラル素材が馴染む 柔らかすぎる生地や光沢素材は浮きやすい
体重増加の影響 全体的に厚みが出やすい 部分的に脂肪がつくより均等に増える

こうしたセルフチェックは手軽ですが、骨格タイプを断定するものではなく、あくまで目安として使うのが良いでしょう。

要点

  • 鎖骨や関節が目立つかどうかでナチュラルの傾向が見えやすい
  • 手足の長さや骨ばり、服の素材の馴染み方も判断材料になる
  • 複数の特徴に当てはまれば骨格ナチュラルの可能性が高い

2-2. プロ診断との違いと注意点

一方で、セルフチェックには限界があります。骨格診断士やスタイリストによるプロ診断は、視覚だけでなく触診を交えて骨や関節の構造を丁寧に確認するため、より正確にタイプを判定できます。

自己診断とプロ診断の違いを整理すると次の通りです。

項目 自己診断 プロ診断
精度 大まかな傾向を把握できる 骨格構造・質感まで詳細に分析
方法 チェックリストや鏡で観察 視覚・触診・姿勢の分析を組み合わせる
費用・手軽さ 無料または低コストで簡単 サロン費用や予約が必要
補正アドバイス 自分の判断で応用 服の選び方・着こなしの具体提案が得られる

混合型や中間型の骨格を持つ人は、セルフ診断だけでは迷いやすい点にも注意が必要です。大切なのは「診断結果を絶対視しない」こと。セルフ診断とプロ診断の両方を活用しながら、自分に合う服やスタイルを探していくのが最も現実的なアプローチです。

要点

  • セルフ診断は簡単で便利だが、正確さに限界がある
  • プロ診断は精度が高く、具体的なファッション提案が得られる
  • 診断は「活用するもの」であり、結果に縛られすぎないことが大切

 

3. 骨格ナチュラルで「胸がない」と感じやすい理由

骨格ナチュラルの方は、体そのものの特徴から「胸が小さい」と誤解されやすい傾向があります。実際には胸の大きさが平均的であっても、骨格のフレーム感やバランスの取り方によって胸が目立たなくなりやすいのです。ここでは、その理由を複数の視点から詳しく解説します。

3-1. バストトップの位置が低めで高さが出にくい

骨格ナチュラルは肩幅が広く、直線的なラインが強調されやすい骨格です。そのため、バストの位置がやや下がって見えることが多く、「バストトップが低い」という印象を与えやすくなります。

トップ位置が低いと、同じ大きさの胸でも高さやボリュームが不足して見えがちです。特に服を着たときに立体感が出にくいため、カップ数よりも小さく見えてしまうことがあります。

さらに、ナチュラル体型は胸の横幅が広がりやすい傾向があり、バストが“横に流れる”ように見える場合もあります。高さが出にくく、横に広がる形状は、バストを平坦に見せやすく、胸が目立たない一因となります。

3-2. 胸板(胸の土台)が薄く、立体感が乏しい

骨格ナチュラルは胸の土台となる胸板の厚みが控えめなことが多く、バスト全体の立体感が弱くなりがちです。

胸板が薄いと、服を着てもバストの丸みや陰影が出にくく、布が胸のカーブに沿わずにストンと落ちてしまいます。これが「平らな胸に見える」原因になります。

特にデコルテ部分は肉感が少なく、骨感が強調されやすいため、胸元に“谷間”やふくらみが作られにくいという特徴もあります。その結果、バストのボリュームが本来よりも少なく見えてしまうのです。

3-3. 上半身に脂肪がつきにくく、全体の対比で小さく見える

ナチュラルタイプは、脂肪が上半身に集まりにくく、全体に均等につきやすい特徴があります。つまり、胸だけに脂肪が集中してボリュームが出ることが少なく、肩・デコルテ・胸まわりがフラットに見えやすいのです。

その一方で、骨盤や脚など下半身にしっかりした骨感があるため、下半身と比較すると胸が小さく映るケースも多いです。実際の胸のサイズが標準であっても、「体の他の部分に対して小さい」というバランスの問題から、胸がないように感じられてしまいます。

3-4. 他の骨格タイプとの比較による錯覚

ストレートタイプやウェーブタイプと比べたときの視覚効果も、胸が小さく見える理由の一つです。

  • ストレートタイプは胸板に厚みがあり、バストトップが高い位置にあるため、胸が大きく見えやすい。
  • ウェーブタイプは身体全体が華奢であるため、相対的に胸が強調されやすい。

これらと比べると、ナチュラルタイプは直線的なラインや骨感が前面に出るため、同じサイズの胸でも控えめに見えてしまいます。つまり、「胸が小さい」というよりは、他の骨格に比べて目立たない錯覚が起こっているのです。

3-5. 心理的・社会的な影響もある

最近はSNSやメディアの影響で「丸みのあるデコルテ」「高さのある胸」が理想的とされる傾向があります。そのため、骨格ナチュラルの直線的な胸元は「標準」や「個性」ではなく「胸がない」と解釈されてしまうことがあります。

また、服のトレンドによっても印象は変わります。胸元が強調されるデザインが流行している時期には、ナチュラル体型の人は相対的に胸が目立たず、悩みを感じやすくなるのです。

要点

  • 骨格ナチュラルはバストトップが低く、高さが出にくい
  • 胸板の厚みが控えめで、胸の立体感が乏しく見える
  • 上半身に脂肪がつきにくいため、全体の対比で小さく見える
  • ストレート・ウェーブと比較すると、胸が目立たず錯覚を起こしやすい
  • 美の基準や流行による心理的・社会的な影響も「胸がない」と感じる一因になる

 

4. 骨格ナチュラルの体型を活かしたファッション術

あなたの骨格ナチュラルタイプを理解したら、次は「どう服を選び、どう着こなせばバストをきれいに見せられるか」がポイントになります。ここでは、胸元の印象を整える観点も交えつつ、ナチュラルタイプの体型を引き立てるファッションのコツを解説します。

4-1. 胸元を自然にカバー・強調するデザインの選び方

服のデザイン選択が、バストの印象を大きく左右します。ここでは、胸を無理に誇張せず、自然に見せるための工夫を紹介します。

  • ネックラインは開きすぎないものを選ぶ
     タートルネック、ラウンドネック、ボートネックなど、首元が詰まりすぎず開きすぎないタイプがバストと骨格のバランスをとりやすいです。骨格ナチュラルでは鎖骨・肩骨が目立ちやすいため、深いVネックや極端に開いたネックラインは骨感を強調しすぎることがあります。
  • 肩線・袖デザインで骨格感を和らげる
     ドロップショルダー、ドルマンスリーブ、ケープスリーブなど、肩まわりに柔らかさをもたらすデザインを取り入れると、骨張った印象を和らげつつ、胸元の見え方をソフトにできます。
  • 切り替え・カッティングで視線を胸に誘導する
     トップスに縦ラインの切り替えやダーツ(縫い目)、ラペルやプリーツを入れることで視線が縦方向に向き、胸元が強調されやすくなります。逆に横の切り替え・細いベルト位置だと胸の横の広がりを強調してしまうことがあるので注意。
  • レイヤードで胸元に厚みを生む
     キャミソール+カーディガン、ビスチェ風トップス+オープンシャツ、インナーに薄手素材を仕込むなど、重ね着で厚みと陰影を作ることで立体感を演出できます。

4-2. 得意な素材・シルエットの選び方

服の素材やシルエットを意識することで、骨格ナチュラルの良さを活かしながら胸を自然に引き立てられます。

  • 素材選びのコツ
     ナチュラルタイプには、天然素材やざっくりした質感の素材が特に似合います。コットン、リネン、ウール、ツイード、コーデュロイなど、風合いや凹凸感のある生地が骨格の強さを包み込みながら調和します。 
     逆に、薄くて軽いシフォン・サテン・レース・ストレッチの強い素材は、体のラインを拾って骨感を際立たせやすいため注意が必要という意見も多く見られます。
  • シルエットの選び方
     ナチュラルタイプには、体に張り付きすぎないゆとりのある/ややオーバーサイズのシルエットが得意とされます。特に、身幅の余裕・ゆるめのトップス+ボトムスのバランスをとるスタイルが向きます。 
     また、ロング丈・マキシ丈・ミディ丈など、丈の長めのデザインを選ぶと骨格の線を目立たせず全体の調和を取る助けになります。

4-3. 避けたい服の特徴とその対策

「似合わない服」を知っておくことは、スタイルを崩さないために重要です。以下のような服は慎重に選びたいです。

  • タイトすぎ・ピタッとしすぎな服
     ぴったりとしたトップスやボディコン風な服は骨感を強調しすぎてしまう恐れがあります。もし取り入れる場合は、トップスより丈長めのカーディガンやジャケットを重ねてカバーする方法がおすすめです。
  • 極薄素材・光沢感素材
     薄手のシフォン、サテン、強い光沢感のある布は、体のラインを出しやすく、骨格の線が目立ってしまうことがあります。
  • 細かすぎる柄・ミニマルなデザイン
     小さい柄や控えめすぎる柄は、骨格ナチュラルの強さに対して存在感が弱く見えることがあり、柄が「負けて見える」印象を与える場合があります。
  • 首・肩の大きな露出
     オフショルダー・ストラップ細めのノースリーブ・深いVネックなど、肩まわりや鎖骨が広く見えるデザインは、骨感を強調しすぎてしまうリスクがあります。

4-4. コーディネート例でバストをきれいに見せる工夫

以下は、骨格ナチュラルの方がバストをきれいに見せながらファッションを楽しむためのコーデ例と工夫です。

  • ゆるめのトップス+ボトムスでバランスを取る
     ゆったりしたトップス(身幅にゆとりのあるシャツ、ドロップショルダーTシャツ)を選び、ボトムスはセミワイドやストレートパンツなど直線的なシルエットにすることで、上半身と下半身のバランスを整えられます。
  • 重ね着で奥行きと陰影を出す
     キャミソール+シャツ、ビスチェ+ブラウス風、ノースリーブの上にカーディガンというような重ね着で胸元に陰影を出すことで、立体感を演出できます。
  • アクセサリーで視線誘導
     ネックレス(ロングチェーン・ペンダント)やスカーフを首元につけることで、視線を縦に誘導し、胸元の存在感を補助できます。
  • アウター・羽織を活かす
     ロングカーディガン、ガウンコート、トレンチコートなど、ゆったりとした羽織を重ねることで体の線をぼかしつつ、胸元に余白を作ることで自然に見せやすくなります。

要点

  • 胸元を強調しすぎないネックデザイン/肩のデザインを選ぶ
  • 素材は天然素材・凹凸感あるもの、シルエットはゆとりと長め丈が得意
  • タイト素材や極薄素材、細かすぎる柄は要注意
  • 重ね着・アクセサリー・羽織を使って立体感や視線誘導を工夫

 

参考・出典

 

5. 骨格ナチュラルの方がバストをきれいに見せる実践ケア

骨格ナチュラルタイプは、もともと骨や関節のフレーム感が強く、バストが立体的に見えにくい傾向があります。しかし、それは「胸が小さい」ということとは別問題であり、工夫次第で印象を大きく変えられます。ここでは、バストの存在感を引き出し、自然に美しく見せるためのケア方法を「下着」「筋トレ・マッサージ」「姿勢・生活習慣」の3つの側面から詳しく紹介します。

5-1. 正しい下着選びと試着のコツ

胸の形や位置を整えるうえで、もっとも直接的な効果を発揮するのが下着です。特に骨格ナチュラルはデコルテが平らに見えやすいため、ブラジャーで「高さと丸み」を補ってあげることが重要です。

選ぶときの具体ポイント

  • ワイヤーとカップの形
     柔らかく体に沿うワイヤーと、深めのカップが相性良し。浅めカップやノンワイヤーは骨感を強調してしまい、バストの丸みが作りにくいことがあります。
  • サイドボーンと脇高設計
     脇や背中に流れがちな脂肪をしっかり寄せ集め、胸の中心へ導くタイプを選ぶと、立体的で若々しい印象になります。
  • ストラップの工夫
     幅広で調整がしやすいストラップなら、肩の骨感を和らげつつ安定感を確保できます。細すぎるストラップは骨格ナチュラルのしっかりした肩に対してアンバランスに見えることも。
  • 素材と着け心地
     コットンやメッシュなど通気性のある素材は日常使いに快適。特別な日にはレースやサテンを選ぶのも良いですが、骨感を拾わないよう裏地や厚みを確認しましょう。

試着時のコツ

  • バストを手で脇や背中から寄せ集めてからカップに収める
  • 鏡で「上部が浮いていないか」「カップからはみ出していないか」をチェック
  • 複数サイズを試し、少しでも圧迫や浮きがある場合はサイズを見直す

ブラジャーは単なる「サイズ合わせ」ではなく「形作りのツール」です。骨格ナチュラルの方こそ、自分に合うブラを選ぶことがバストの印象を変える第一歩となります。

5-2. 自宅でできるバストアップ筋トレ・マッサージ

骨格ナチュラルの胸元は、筋肉や脂肪の厚みが少なくフラットに見えやすいため、「筋肉の土台作り」と「血流改善」で印象を変えていきましょう。

筋トレ編

  • 膝付き腕立て伏せ(プッシュアップ)
     初心者でも取り組みやすく、大胸筋を中心に鍛えられる基本種目。膝を床につけ、体を一直線に保ちながら胸を床へ近づける。10回×2〜3セットからスタート。
  • 合掌ポーズ(プレス)
     胸の前で手のひらを合わせ、力を入れて押し合う。15秒〜30秒を数回繰り返すだけで大胸筋内側を刺激できます。テレビを見ながらでもできる簡単トレーニング。
  • ダンベルフライ
     ダンベルまたは水入りペットボトルを使用。仰向けに寝て両手を横に開閉する動作で、胸の外側から中央に寄せる力を強化。バストの形を支える筋肉を効率よく鍛えられます。
  • 背中トレーニング
     胸だけでなく背中(僧帽筋・広背筋)を鍛えると姿勢が安定し、胸が張りやすくなります。チューブを引くローイング動作や軽い懸垂運動がおすすめです。

マッサージ編

  • 鎖骨から胸へ流すリンパマッサージ
     鎖骨下をなでるようにさすり、リンパの流れを整える。むくみや冷えの改善にもつながります。
  • 脇から胸へ寄せるマッサージ
     脇に流れがちな脂肪を手で胸方向へ寄せるように流すと、バストラインが整いやすくなります。
  • 円を描くようにバストをほぐす
     胸の中心から外側に向かって円を描くように優しくマッサージ。血流が改善し、ハリが出やすくなります。

注意点

  • 強く押しすぎない(逆効果になることも)
  • 入浴後や保湿クリームを塗った後に行うと滑りが良く効果的
  • 継続は短時間でOK、毎日2〜3分を積み重ねるのがポイント

5-3. 姿勢改善と生活習慣で印象を整える

バストの印象を大きく左右するのは「姿勢」と「日常習慣」です。骨格ナチュラルは肩幅が広めで猫背になりやすいため、正しい姿勢を保つだけで胸の見え方が一段と変わります。

  • 猫背・巻き肩の改善
     肩甲骨を寄せるストレッチを習慣にし、背中をまっすぐ伸ばす意識を持つことで胸が開き、立体感が出やすくなります。
  • ナイトブラで寝姿勢を補助
     就寝中はバストが横に流れやすいため、ナイトブラを使うと形崩れを防げます。特に骨格ナチュラルは横流れしやすいので効果が大きいです。
  • 食事・栄養管理
     バストの土台を支える筋肉や肌のハリに必要なタンパク質・ビタミン・ミネラルを意識して摂る。大豆イソフラボンやボロンを含む食材も女性らしさをサポートする栄養素として注目されています。
  • 水分と血流ケア
     冷えは血行不良を招き、胸のハリを損なう原因に。こまめな水分補給や入浴・軽い運動で巡りを整えることが重要です。
  • ストレスと睡眠
     ホルモンバランスはストレスや睡眠不足に大きく影響されます。リラックス法を取り入れ、7時間前後の睡眠を確保することも、バストケアの一環です。

要点

  • 下着は「寄せて高さを出す」設計を意識し、必ず試着でチェックする
  • 筋トレは大胸筋+背筋を鍛え、マッサージで血流改善を図る
  • 姿勢改善・ナイトブラ・栄養管理・睡眠の習慣が胸の印象に直結する
  • 骨格ナチュラルは「胸がない」のではなく、「見えにくい」だけ。正しいケアで印象を変えられる

 

参考・出典

 

6. 骨格ナチュラルで胸がない人によくある質問(FAQ)

骨格ナチュラルの体型を持つ人からは、バストに関して「本当に変わるの?」「どこまで努力すればいい?」という疑問が多く寄せられます。ここでは、そうした悩みに対して具体的に答える形で、よくある質問(FAQ)をピックアップします。

6-1. 骨格ナチュラルは本当に胸が小さい人が多い?

答え:必ずしも「胸が小さい人が多い」というわけではなく、見え方の要因が強く影響します。

骨格ナチュラルの方は、胸板やデコルテ周りの厚み(肉感)が薄く、骨格のラインが目立ちやすいため、実際の胸のサイズが平均的でも「小さく見える」傾向が出やすいのです。たとえば、オザキクリニックでも、ナチュラルタイプは肩甲骨が大きく、胸が横に広がりやすいため、バストに高さが出にくいという指摘があります。

また、胸が「目立たない」要因として、骨格ナチュラルの鎖骨・肩の骨感の強さが、胸を引き立てる肉感の輪郭を打ち消してしまうこともあります。実際、美容クリニックのコラムにも「胸板が薄いことがナチュラルで胸が小さく見える理由のひとつ」とする記述があります。

したがって、「胸がない」と感じることと「胸そのものが小さいこと」は、切り離して考える必要があります。

6-2. 筋トレだけで本当に変わる?

答え:筋トレは土台強化に有効ですが、それだけで劇的にバストサイズを上げるのは難しいです。

筋トレ(特に大胸筋・小胸筋のトレーニング)は、バストの支えを強くし、ハリ感や上向き感をもたらす助けになります。ただし、脂肪量そのものを増やすわけではないため、筋トレだけで大きくサイズを上げることは限定的です。

多くのケア専門家も、筋トレとマッサージ、姿勢ケア、下着の選び方を組み合わせてアプローチすることを推奨しています。たとえば、ナチュラルタイプ向けのバストケア記事では、肩甲骨周り・バストサイドのケアを重点的に行うと良いと提案されています。

つまり、筋トレは「バストをきれいに見せる下地づくり」の一要素として有効ですが、他の手法と併用するほうが現実的で効果も感じやすくなります。

6-3. 食事やサプリで変わる?

答え:食事・栄養は間接的なサポートになり得ますが、「魔法のサプリ」には注意が必要です。

バストを支える筋肉や脂肪、皮膚の弾力・ハリを保持する栄養素(タンパク質、ビタミン、ミネラルなど)は確かに重要です。特に筋肉を育てるためには十分なタンパク質が必須です。

一方で、サプリやハーブ類を用いた「巨乳化」をうたう過剰な表現には根拠が不十分なものが多く、健康リスクを考えるべきものもあります。特にホルモンに影響を与える成分は、医師や専門家と相談の上で慎重に扱うべきです。

したがって、サプリは「補助的に使うもの」として捉え、まずは食事の質を整え、生活習慣を整えることを優先するのが現実的な アプローチ です。

6-4. 効果が出るまでどれくらいかかる?

答え:個人差は大きいですが、3~6か月を目安に継続して様子を見るのが現実的です。

筋トレ・マッサージ・姿勢改善などのケアは、短期間(数日〜数週間)では目に見える変化が出にくいことが普通です。筋肉や組織の変化、血流改善、皮膚の状態改善には時間がかかります。

ただし、3か月ほど継続してみると、ハリ感アップ・メリハリ改善・ラインの整い具合などが変わってくる可能性があります。変化を測る手段として、写真記録や寸法計測(バスト位置、トップ・アンダー差)を周期的にチェックするのが有効です。

6-5. 豊胸手術は考えていい?

答え:可能性のひとつとして考慮してもいいですが、リスクとメンテナンスも十分に理解すべきです。

豊胸手術(インプラント・脂肪注入など)は確実にサイズを変えられる手段ですが、以下の点を慎重に検討する必要があります:

  • 合併症リスク(被膜拘縮、感染、位置ずれなど)
  • メンテナンスや将来的な入れ替えの必要性
  • 自然感や触感の違和感
  • 体型変化(体重増減や加齢変化)に対する影響
  • 手術前後のリスク管理や医師選び

もし豊胸を検討するなら、骨格や体型とのバランス、術後のメンテナンス性を踏まえて、複数の専門医に相談することを強くおすすめします。

7. まとめ

骨格ナチュラルの方が「胸がない」と感じやすいのは、バストそのものの大きさだけでなく、骨格的な特徴や見え方の影響が大きいことが分かりました。胸板の薄さやデコルテのフラットさ、バストトップの位置の低さ、そして他の骨格タイプとの比較が、胸を控えめに見せてしまう要因です。

しかし、これは「努力しても変わらない宿命」ではありません。適切な下着選びで形を整え、筋トレやマッサージで土台を強化し、姿勢や生活習慣を見直すことで、胸の印象は大きく変わります。また、ファッションの工夫やセルフケアを組み合わせれば、バストを美しく、自然に引き立てることができます。

大切なのは、「骨格ナチュラルだから胸がない」と思い込んで諦めてしまわないこと。自分の骨格や体型を理解し、それに合わせたケアやファッションを選べば、胸元の悩みをプラスの魅力へと変えていけます。今日からできる小さな工夫を積み重ねて、自分らしい美しさを引き出していきましょう。

 

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